【レポート】

「メタルテープ」知らずに「ゴールドテープ」信じる、35歳未満の■% - カセットテープ・デッキに関するマイナビニュース調査 その3

5月22日、ティアックが発表した「W-890RMKII」は、まさかのオートリバース対応ダブルカセットデッキ新製品だ。その反響が大きかったことから、このたび、マイナビニュース会員500人にカセットテープ・カセットデッキに関するアンケートを実施した。今回は、集計データを35歳で区切った、レポート第3弾をお送りする。

ティアックの新製品「W-890RMKII」

カセットテープはおもに3種類に分類できます。ノーマルのほか2種類は次のうちどれ?

カセットテープには、ノーマル(Type I)、クローム(Type II)、メタル(Type IV)の3種類がある。ノーマル < クローム < メタルの順で音質・価格とも高くなる。この質問では、ゴールド、シルバー、ブロンズ、アイアンといった紛らわしい選択肢を用意して、ちょっと意地悪をしてみた。

■カセットテープはおもに3種類に分類できます。ノーマルのほか2種類は次のうちどれ?

35歳以上

35歳未満

35歳以上の正答率は80%を超え、この世代にとっては常識であることを裏付けた。一方、35歳未満の正解者は半分程度で、4人に1人以上が「ゴールド」や「シルバー」を選んでしまった。設問で「おもに3種類」としたのは、フェリクローム(Type III)が存在したためだが、ここでは割愛した。

日立マクセルの「UDII」。パッケージは「ゴールド」だが、これはクロームテープだ。クロームはハイポジションともいう

ちなみに、ノーマルテープの「UDI」はシルバーのパッケージだ

「頭出し」という機能について、あなたの見識は?

最近、レコーダーなどのリモコンに「巻戻し」の表示がなくなったことが話題になっていた。そう、テープメディアは曲を瞬間的にポンポン飛ばして聞けないのだ。カセットデッキやラジカセにおいて、頭出し機能は重要な存在であったが(3曲まで対応とか、26曲プログラム可とか)、その認知度やいかに。

■「頭出し」という機能について、あなたの見識は?

35歳以上

35歳未満

頭出しがどんな機能かを知っているのは、35歳以上が約85%、35歳未満が約58%。世代間のギャップは多少みられるものの、前々回のドルビーNRや、前回の3ヘッドに比べれば、特筆すべきほどの差ではないだろう。

現在もカセットテープを使用していますか?

最後に紹介したいのは、この質問の結果だ。デジタルメディアに移行せず、現在もなおカセットテープを愛用している人たちはどのくらいいるのだろうか?

■動作可能なカセットデッキやラジカセなどの機器を所有していますか?

35歳以上

35歳未満

結果は35歳以上で12.8%、35歳未満でも8.1%がカセットテープを現役のメディアとして今なお使用している。便利とか不便とかいう次元を超えて、文化のような存在として、カセットテープやカセットデッキには長生きしてもらいたい。ティアックをはじめ、製造続けているメーカーのみなさんに敬意を表して、本レポートを終了する。

他の調査結果レポート、「35歳未満の95%、ドルビーNR使用経験ナシ」、「オートリバースなんて知らない、35歳未満の■%」は下記の関連記事リンクを参照。

調査時期:2014年5月30日~2014年5月31日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:500件 (35歳未満:359名、35歳以上:141名)
調査方法:インターネットログイン式アンケート

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