【レビュー】

Intel Z97 Express搭載マザーボード「Z97-DELUXE NFC&WLC」を試す - Intel9シリーズでは旧世代と何が変わって、何が変わらないのか

8 ベンチマーク結果:内部GPU編その4「Intel Optimized Linpack Benchmark 11.1.2」

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Intel Optimized Linpack Benchmark 11.1.2(グラフ21と22)

Intel
https://software.intel.com/en-us/articles/intel-math-kernel-library-linpack-download

意外に性能差が出たのがこちら。縦軸は基点が0ではなく65~70GFLOPSなので注意していただきたいが、それにしても意外な程に差が出た感がある。特にMaximumの値は、Sizeが小さいとほぼ一致しているのに5,000あたりから明確に分離しており、ある程度大規模なMemory Accessだとアクセス速度に差が出てくるのかもしれない。

今回のテストでは16GBのMemoryを実装しており、これを仮にフルで使いきれたとすると2G Element(2,147,483,648個)の値を格納できる。ただ実際には8スレッドの並行動作なので、1スレッドあたりのElementは256M(268,435,456個)で、これの平方根である16384個がSizeとしてはピークとなり、これを超えるとあまり性能が出ない事になる。

実際結果もそんな感じになっているのだが、ここでは明確に差が出ている。ではあまり差が出ないのはどのあたりかというとSize=4000程度で、この時の実Memory使用量はおおよそ1GB程度(4000×4000×8Thread×8Bytes≒0.95GB)と推定される。

つまり、Z97の現在のチューニングだと、大容量のMemoryを使った際の性能がやや低め(Z87に比べて1割ほど遅い)という傾向があるように思える。実際、先のSandraのテストは4GBどまりであり、それより大量のメモリを利用するケースのテストは行っていないので、この結果とは矛盾しないように思える。

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インデックス

目次
(1) Haswell Refeshが登場したが……
(2) 写真でじっくりと見る「Z97-DELUXE NFC&WLC」
(3) UEFIのBIOSレイアウトを大きく変更
(4) Z87-DELUXE/Quadとの比較
(5) ベンチマーク結果:内部GPU編その1「Sandra 2014」
(6) ベンチマーク結果:内部GPU編その3「PCMark 8 v2.0.228」
(7) ベンチマーク結果:内部GPU編その3「CineBench R15」
(8) ベンチマーク結果:内部GPU編その4「Intel Optimized Linpack Benchmark 11.1.2」
(9) ベンチマーク結果:内部GPU編その5「3DMark v1.2.362.0」
(10) ベンチマーク結果:内部GPU編その6「Battlefield 4」
(11) ベンチマーク結果:内部GPU編その7「F1 2013」
(12) ベンチマーク結果:内部GPU編その8「Metro: Last Light」
(13) ベンチマーク結果:内部GPU編その9「Thief」
(14) ベンチマーク結果:内部GPU編その10「TMPGEnc Video Mastering Works 5.4.2.103」
(15) ベンチマーク結果:内部GPU編その11「消費電力比較」
(16) ベンチマーク結果:外部GPU編その1「3DMark v1.2.362.0」
(17) ベンチマーク結果:内部GPU編その2「Battlefield 4」
(18) ベンチマーク結果:内部GPU編その3「F1 2013」
(19) ベンチマーク結果:内部GPU編その4「Metro: Last Light」
(20) ベンチマーク結果:内部GPU編その5「Thief」
(21) ベンチマーク結果:内部GPU編その6「消費電力比較」

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