ほかほかの温かい肉まん。からしをつけて食べるとこれまた絶品だ。今回は、肉まん好きのための巨大肉まんのつくり方を紹介する。炊飯器を使うので、蒸し器やせいろがなくても簡単につくることができる。

炊飯器でつくる巨大肉まんのつくり方

材料(5.5合炊きの炊飯器 1個分)

(生地)
薄力粉 150g / ベーキングパウダー 5g / 砂糖 大さじ1 / 塩 1つまみ / 酒 大さじ1 / 水75ml

(具材)
豚ひき肉 70g / キャベツ 2枚(80g) / 玉ねぎ 1/4個(50g) / 水煮竹の子 30g / しめじ 20g

A(おろししょうが 小さじ1/2 / しょう油 小さじ2 / 砂糖 小さじ1/2 / 塩 少々 / コショウ 少々 / ごま油 小さじ2 / 片くり粉 小さじ1 / がらスープのもと 少々)

(その他)
炊飯釜用サラダ油 少々 / 手粉用小麦粉 少々 / 水 大さじ2

つくり方

1.ボウルに薄力粉、ベーキングパウダー、砂糖、塩を入れ、泡だて器で軽く混ぜる。酒と水を加えてゴムベラで混ぜ合わせた後、手で軽くこねて丸める。

2.キャベツ、玉ねぎ、水煮竹の子、しめじをみじん切りにして別のボウルに入れる。豚ひき肉、調味料Aを加え、手でこねて混ぜ合わせる。

3.サラダ油をしみ込ませたキッチンペーパーで、炊飯器釜に油を塗る。手に小麦粉を少々つけて、1の生地を伸ばし炊飯釜に敷く。

4.生地の真ん中に2の具材を載せて包む。水を炊飯釜の端から回し入れて炊飯ボタンを押す。炊飯が終了したら竹串などをさして、抜いたときに生地がついてこなければ完成。生焼けの場合は再度炊飯をする。

生地の端が3合の目盛りにくるまでしっかり伸ばすと、具材を包みやすい

「生地は底を薄めに、上になる部分を厚めにした方が、ふっくらと仕上がります。また、生地の真ん中が厚いと火が通りにくいので、手で軽く押して少し平たくします」(レシピ考案者・大石寿子さん)。


レシピ考案者プロフィール

大石寿子
1952年生まれ。山形県在住。 代々飲食店を営む家の長女として生まれ育ち、長年調理師として料理に携わる。現在はこの経験を生かし、誰でも楽して、楽しくおいしい料理が作れるようにと、新調理法を考案。斬新なレシピをウェブやテレビ、ラジオ、新聞、雑誌などで提案している。自宅で料理教室も不定期で開催。AllAboutにて「料理の基本」のガイドも務める。
※炊飯器の機種によっては米の炊飯以外の使用を禁じているものもあるので、取扱説明書をチェックしてください。