デジタルメモ作成ツール「OneNote 2013プレビュー」と「OneNote MX」

OneNoteは、文書やWebページ、画像や音声などさまざまなデータを取り込めるデジタルメモツールです。取り込んだデータはクラウドに保存されるため、さまざまな端末からデータを参照できます。

図5 さまざまなデータをクラウドにメモできる「OneNote 2013プレビュー」

Office Professional 2013 プレビューには「OneNote 2013プレビュー」が含まれていますが、Windows 8用には別途「OneNote MX」と呼ばれるアプリも用意されています。OneNote MXはタッチ操作用に作りなおされたアプリで、次期OneNote最大の目玉と言えるでしょう。

図6 タブレット用にタッチ操作でも快適に利用できるようになった「OneNote MX」

OneNote MXは、Windows 8のストアから無料でダウンロードできます。Office Professional 2013 プレビューをインストールしていなくても利用できるので、Windows 8を利用している人は試してみるといいでしょう。

図7 「OneNote MX」はWindows 8のストアアプリからダウンロード可能です

「OneNote MX」最大の特徴は、リングメニューでさまざまな操作を行なえる点です。画像やテキストを選択した際に表示されるアイコンをクリックすると、リングメニューが表示されます。このメニューからコピーや削除、書式の変更などの操作を行なえるのです。タブレットからでも簡単にメモを作成、編集することができます。

デスクトップ版のOneNote 2013プレビューでは、タスクバーから操作できる「取り込みツール」が用意されました。これはスクリーンショットや文書取り込み用のランチャーのようなもので、項目をクリックするだけで手軽にメモを取ることができます。

図8 Windows+Nキーで瞬時に起動できる「取り込みツール」。ボタンクリックでデータをOneNoteに取り込めます

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