低価格運行で話題のLCC。価格競争も嬉しいけれど、意外とメリットが大きいのは、有料とはいえ、どのクラスでも温かい食事が提供されること。それなら、いっそ機内食でエアラインを選んでもいいかもしれない。前回は就航間近のエアアジアを紹介した。今回はジェットスターの日本国内線を見てみよう。

ジェットスター、国内線は予約不要で現金OK

7月から就航しているジェットスターは、国内2大都市を結ぶ成田 - 関空便を持つ唯一のLCCだ。また成田 - 沖縄、成田 - 新千歳、関空 - 新千歳といったフライト時間が1時間半を超えるような路線もある。機内食は各路線共通で、すべて予約不要の機内販売。もっとも、公式サイトには「販売する商品はフライト毎に異なる」という但し書きがあるのでご注意を。

食事メニューは7種類。「おにぎり梅」と「おにぎり鮭」(各200円)はコンビニスタイルのパリパリ海苔タイプ。「エッグ & ソーセージラップ」(350円)、「チキンとチンゲン菜のオリエンタル風ラップ」(350円)、ツナサンド(350円)。ここまでは片手でつまめる手軽なフィンガーフード。「季節のお弁当」(550円)も現在は巻きずしである。「茶そば」(600円)は出張や旅行で疲れたおなかには嬉しい一品。腹具合に合わせてこれらとスープ類を組み合わせ、自分なりのセットを組み立てよう。

「季節のお弁当」(550円)

「茶そば」(600円)

「エッグ & ソーセージラップ」(350円)

機内販売のドリンクやスナック類も充実している。特にアルコールの種類が多く、仕事帰りのビジネスマンを癒してくれそうだ。ワインはエアアジアより安いし(エアアジアは187ml700円、ジェットスターは450円!)、梅酒やチューハイ、ハイボールもある。お得なワンコインセットとして、ビールとピーナッツ、またはおせんべいの組み合わせで500円(100円引)、冷たいソフトドリンクとポッキーで500円(50円引)が嬉しい。

国際線は予約サービスがあるようだが、国内線は対応していない。次回は日本における本格的LCCの先駆け、Peachを紹介する。

オレンジデニッシュ(250円) 明治チョコレート(200円)
味噌汁(200円) ミニチキンラーメン(300円)
クラムチャウダー(300円) スイーーとコーンポタージュ(300円)
おせんべいミックス(150円) プリングルスポテトチップ(サワークリームオニオン)(250円)
バターピーナッツ(150円) ナチョス(トマトサルサ付き)(600円)
ミニオレオクッキー (150円) ポッキー(350円)
ペリエ スパークリングウォーター(350ml) 200円
ミネラルウォーター(炭酸なし)(500ml)
コカ・コーラ(330ml)
コカ・コーラゼロ(330ml)
オレンジジュース(200ml)
アップルジュース(200ml)
緑茶(280ml)
リプトンアイスレモンティー(340ml)
ジョージアアイスコーヒー(180ml)
ホットコーヒー 200円
日本茶
紅茶
ビール アサヒスーパードライ(350ml) 450円
赤ワイン(187ml)
白ワイン(187ml)
サントリーハイボール(350ml)
梅酒(250ml)
キリン チューハイ氷結レモン(350ml)