いまでこそ国産自動車メーカーも参加して大きなブースを構えているけれど、そもそも東京オートサロンはパーツメーカーとガレージショップの祭典だった。もちろんそのコンセプトは現在も受け継がれている。オートサロンの代表的なブランドと、ユニークなカスタムカーを紹介しよう。

ゴージャスなエアロパーツといえば「ベイルサイド」

「VeilSide4509 GT-R」

「VeilSide 370Z」

ベイルサイドは大胆なデザインのエアロパーツで有名なメーカーだ。張り出しの大きい、複雑な造形が特徴でお目立ち度バツグン。映画『ワイルド・スピード』にもベイルサイドデザインのエアロパーツ装着車がいくつか登場しているという。近年は外国車にも力を入れているようで、スピード感よりも重厚感や豪華さの演出にこだわりを見せている。

「PREMIERE4509LIMITED Mclaren SLR」

「BlackFortune Model Mercedes-Benz SL-Class」

エンジンチューンパーツなら「HKS」

「HKS R35 GT1000 CONCEPT」

半球形エンジンエアクリーナー、通称「キノコ」「毒キノコ」でおなじみのHKS。今年はGT-RとS2000をメインとした出展だった。「HKS R35 GT1000 CONCEPT」はタイムアタックを想定して開発。1000PSオーバーの性能を前提とし、吸排気系、ミッション、エンジンパーツなどを開発。S2000はスーパーチャージャーをインストールし、354PSを叩き出す。

「HKS S2000」

ストリートチューンの「Kansaiサービス」

国産スポーツカーのトータルチューニングで定評のある関西サービスは、GT-Rのサーキット版とストリート版、CR-Z、ランサーエボリューションX、インプレッサWRXSTiのチューンドカーを展示。

自社パーツと市販パーツを巧みに組み合わせたハイスペック仕様でありながら、すべて公道走行可能なモデルとなっていた。

Kansai GT-R R35 サーキットスペック

Kansai GT-R R35 ストリートスペック

Kansai CR-Z S/C

快音と快速を融合する「FUJITSUBO」

マフラーの定番ブランド・FUJITSUBOは、KENSTYLEとコラボレーションしたJUKEを展示。ヒップを高く持ち上げ、床面に鏡を敷いて、磨き上げられたマフラーの造形美を見せてくれた。

「FUJITSUBO / KENSTYLE JUKE」

ロータリーへのこだわり「RE雨宮」

RX-7、RX-8など、マツダロータリーエンジンのチューナーとして有名なRE雨宮は、他ブース提供、デモランを含めて9台の布陣。「雨宮 NA Super-7」は東京国際カスタムカーコンテスト2012のチューニングカー部門で最優秀賞に選ばれた。

「雨宮 NA Super-7」

ストリート爆走エイトII -疾風(はやて)-

注目を集めたカスタムカーたち

ハイブリッジファーストAirsusJIMNY

3MカーラッピングMINI

AXELL LEXUS CT200h

AXELL VELLFIRE HYBRID

WEBER SPORTS RX-8

BLITZ_AG MINI Cooper S CROSSOVER

VLENE HYBRID SPORTS 30PRIUS

ARTIS オデッセイ type グラインダーダトゥー ver マルチペイメント

Rockford Fosgate T15kW

F\DIJON Racing Team ハルヒレーシング仕様

OPTION 30th ANNIVERSARY 記念出展車「スプリンタートレノ」

同フェアレディZ

OPTION 30th ANNIVERSARY 記念出展車「スカイライン」

OPTION 30th ANNIVERSARY 記念出展車「スターレット」