昨年12月17日に発売されたPlayStation(R)Vita(PS Vita)。発売から1カ月が経過し、PS Vitaの機能の全容が明らかになった。先日の【前編】では主に機能面にフォーカスして解説してきたが、【後編】ではPS Vitaに収録されているアプリを詳しく紹介していきたい。
「near(ニア)」
「near」は位置データ取得機能 を利用して、周囲にいるPS Vitaユーザーを発見したり、フレンドがどんなゲームをプレイしているかといった情報を共有できるアプリケーションだ。また、周囲のフレンドやすれ違ったユーザーから、ゲーム内アイテムなどを入手することもできる。一度、自分の家のまわりにどれだけPS Vitaユーザーがいるのかをチェックしてみるのも面白いだろう。
「ウェルカムパーク」
PS Vitaの基本操作や機能を楽しく体験できるのが「ウェルカムパーク」だ。5種類のアプリケーションを通じ、タッチ操作、マイクやカメラの使い方を学ぶことができる。また、ハイスコアを出すことで「トロフィー」が入手できるので、ぜひチャレンジしてみよう。初めてPS Vitaに触る友人がいたら、まず「ウェルカムパーク」を体験させるといいだろう。
「ウェルカムパーク」の起動後の画面。中央の5つのアイコンをタップするとそれぞれのソフトが起動する。また、左下のキャラクターをタップすると「ウェルカムパーク」のイメージ映像が閲覧できる。アイコンは上から時計回りに「フォトパズル」「クイックタッチ」「ハローフェイス」「ループボイス」「スライダー」 |
「コンテンツ管理」
PS VitaをPlayStation(R)3 やパソコンに接続することで、ビデオ/音楽/画像をコピーしたり、ゲームデータなどを管理できるのが「コンテンツ管理」だ。また、PS Vitaのデータバックアップやリストア(復元)ができるのもありがたいところ。
PCで「コンテンツ管理」を利用する場合は,PCに「コンテンツ管理アシスタント」を事前にインストールする必要がある。ダウンロードサイトはこちら。付属の専用USBケーブルを用いてPS VitaとPCを接続すると、「コンテンツ管理」を使うことができる(PS3の場合は専用USBケーブルをそのままさすだけでOK) |
「コンテンツ管理アシスタント」の設定画面から、ビデオ/音楽/画像のアクセスフォルダを指定できる。PCからデータ転送したい場合、各フォルダにファイルを入れておけばOK。PS Vitaから転送した場合は、指定フォルダに保存される |
「LiveTweet for PlayStation(R)Vita」
PS VitaでTwitterが利用できるアプリケーション「LiveTweet for PlayStation(R)Vita」(LiveTweet)は、「PlayStation Store」から無料でダウンロードできる。リスト作成や検索、プロフィール編集といった機能を備えている。前編で紹介した単語登録やスクリーンショットの撮影機能を駆使すれば、かなり使えるツールとなる。
さあて、これだけ装備されているPS Vita、どこから遊び倒すかは皆さん次第。電車の乗り過ごしには注意してくださいね。
(C)2011 Sony Computer Entertainment Inc.
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