文字入力してみよう……基礎編

では、ATOK 2009を使用して文字・文章の入力方法を基礎から解説していこう。ここでは、初めてATOKを利用する方を対象に話を進めていくので、既にATOK 2005から2008を利用したことがある人は、「文字を入力してみよう……実践編」へと読み飛ばしてもらっても構わない。ただ、基本的なことではあるが、何気に使ってないな、この機能。という方も結構いたりすると思う。いまからでも遅くないので、文字入力・変換ツールがいかに重要な所作であるかということの一助になれば幸いである。

ローマ字入力で漢字かな交じりの文章を入力する

まず、ATOK 2009が起動しているかメニューエクストラのアイコンで確認する、ATOKパレットが表示されているか確認しよう(図55)。

図55 ローマ字で入力し、spaceキーで変換、内容が正しければenterキーで確定する。これが、日本語入力のベースとなるのでしっかりと押さえておこう

次に「まちにまったなつやすみ」とローマ字で入力してみよう(図56)。

図56 「まちにまったなつやすみ」とローマ字で入力

入力が済んだらspaceキーで変換(図57)、正しく「待ちに待った夏休み」と変換されたらenterキーを押し文字列を確定しよう(図58)。

図57 spaceキーで変換する

図58 enterキーで確定