【レビュー】

地デジチューナー搭載の16型ワイドボードPC - 富士通「FMV-DESKPOWER F/C50T」を試す

1 CPU/チップセットが強化、地デジチューナーも搭載の大変化

    高橋量  [2008/12/19]

    シンプルなデザインと使いやすさで人気の富士通のボードPC「FMV-DESKPOWER F」シリーズに、新たなモデルが「FMV-DESKPOWER F/C50T」がラインナップされた。今回は、発売前の試用機でその使い心地を検証する。

    主な仕様 [CPU] Intel Core2 Duo P8400(2.26GHz)   [チップセット] Intel GM45 Express   [メモリ] 2GB(最大4GB)   [HDD] 320GB   [ディスプレイ] 16型ワイド(1,366×768ドット)   [サイズ/重量] 約W394×D180×H307/327/347mm/約5.5kg   [OS] Windows Vista Home Premium(SP1)   [直販価格]174,800円  

    ただのマイナーバージョンアップではない!

    3ヵ月前に前モデル「FMV-DESKPOWER F/B50」をレビューしたと思ったら、もう新しい春モデルが発表され、こうして試用機がやってきた。PC市場は相変わらず動きが早いものである。

    そんなハナシはさておき、スマートなデザインと初心者でも使いやすい簡単設計&簡単機能で人気の富士通製ボードPC「FMV-DESKPOWER F」の新モデルが15日に発表された。今回リリースされたのは、19型ワイド液晶を採用したFMV-DESKPOWER F/C70D」と16型ワイド液晶ディスプレイ採用の「FMV-DESKPOWER F/C50T」の2機種。正直なところ、「F/C70D」に関してはテレビチューナーが強化された程度でマイナーバージョンアップ感をぬぐえない。だが、「FMV-DESKPOWER F/C50T」に関しては、CPUやチップセットがパワーアップし、さらに地デジチューナーを搭載するなど大きな変化を遂げている。まずは、前モデルとのスペックの違いをご覧いただこう。

    ■前モデルとのスペックの違い
    FMV-DESKPOWER F/B50 FMV-DESKPOWER F/C50T
    CPU Intel Core 2 Duo T8100 Intel Core2 Duo P8400
    メモリ 2GB(最大4GB)
    チップセット Mobile Intel GM965 Express Mobile Intel GM45 Express
    グラフィックス機能 Intel GMA X3100(チップセット内蔵) Intel GMA 4500MHD(チップセット内蔵)
    液晶 16型ワイド(1,366×768ドット) 16型ワイド(1,366×768ドット)
    TV機能 非対応 地デジ対応
    HDD 約320GB
    光学ドライブ DVDスーパーマルチ
    インタフェース USB 2.0×4、SDメモリカードスロット×1他 USB 2.0×6、SDメモリカードスロット×1他
    LAN機能 10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11b/g準拠無線LAN 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n準拠無線LAN

    まず気になるところといえば、やはりCPUやチップセット周りが変わった点だ。CPUはIntel Core 2 Duo T8100からP8400へとクロックアップし、チップセットもMobile Intel GM45 Expressに変更されている。Centrino 2に対応したことで、基本性能の向上が期待できるだろう。また、前モデルでは上位機種にしか地デジチューナーが搭載されていなかったが、今回は下位モデルにも搭載された。その他の細かい部分では、ドラフト2.0のIEEE802.11nに対応したり、USB 2.0端子が増えていたり、有線LANがギガビットイーサ(1000BASE-T)に対応するなど、スペック的には上位モデルとあまり変わりがなくなってきている。さらに値段は174,800円(直販価格)で、前モデルとほぼ同じ。お得感のあるモデルだ。

    洗練されたデザインはそのまま

    FMV-DESKPOWER F/C50Tの見た目は、前モデルとほぼ変わらない。異なるのは、電源ボタンが右下からセンターに移動した点ぐらいだ。支柱との接続部分を操作することで3段階まで高さを調整できるギミックは顕在。サイズや重量も、まったく同じである。

    支柱との接続部分を動かすことで、高さを307/327/347mmの3段階に調節可能

    液晶ディスプレイは角度を変えられるが、可動範囲はそれほど広くはない

    軽く触れるだけで動作する電源ボタン。右下からセンターに移動した

    液晶ディスプレイは1,366x768ドットのWXGA。縦横比率が16:9で、DVDや地デジなどの動画コンテンツを、画像比率の調整なしで再生できる。コントラストがやや低い印象を受けたが、十分美しさを実感できるできばえだ。

    液晶ディスプレイは16型ワイド。文字や画像も鮮明に表示される

    次に入力デバイスを見てみよう。キーボードとマウスはそれぞれワイヤレスで接続されるため、ケーブルで本体の背面や机の上がゴチャゴチャしてしまうことがない。接続方式は2.4GHz帯の無線方式。それぞれ電池を内蔵するため、一般的なキーボードやマウスに比べ、やや重い印象を受けた。キーボードにはサポートプログラム用のボタンが用意され、ボタンひとつでソフトを起動できる。また、ノートPCのように[Fn]キーが用意されているが、使用することはまずないだろう。

    ワイヤレスで接続するキーボード。ケーブルがなく、スッキリしたデザインだ

    ボードPCはデスクトップに属するが、中身はノートPCそのもの。そのため、キーボードにも[Fn]キーが用意されている

    本体付属のワイヤレスマウス。マウスの底面に、電源ボタンが配置されている

    関連したタグ

    新着記事

    特設サイトの情報

      人気記事

      一覧

      イチオシ記事

      新着記事

      特別企画

      マイナビニュースマガジン