現状D200よりも魅力、か?

S5 Proの試用中、カメラマンに会うごとに「もし買うとしたら、D200とS5 Proプロのどっちにしますか?」と聞いてみた。するとけっこう多くの人が「いまならS5 Proじゃないかな」と答えていた。特にブツ撮りの多いカメラマンはその傾向にあるようだ。もちろんD200は登場してから1年以上経過しているという理由もあるだろう。

S3 Proまでは絵のきれいさはわかっていても、ボディサイズやカメラとしての性能を見てためらうことが多かったように思う。S5 ProはD200のボディを得てそれらのマイナス面がほとんどクリアされた。加えて画像のキレイさはS3 Proより進化している。連写が遅い、価格が高いといった面を差し引いてもS5 Proが魅力的に見えるのは当然だろう。チャンスがあればぜひ一度試してほしい。

ヨットを撮影。鮮やかにしようとフィルムシミュレーションをF2にしたが、少々軽い色になってしまった
AF-S DX 18-135mm F3.5-5.6G
L+Fine(JPEG)
52mm(78mm相当)
絞り優先AE(F9、1/640秒)
ISO 250
WB:オート
フィルムシミュレーション:F2
オリジナル画像はこちら

パイナップル。風景を撮影した後、モードを戻すのを忘れ、F2のままで撮影してしまった
AF-S DX 18-135mm F3.5-5.6G
L+Fine(JPEG)
38mm(57mm相当)
絞り優先AE(F6.3、1/100秒)
ISO 640
WB:オート
フィルムシミュレーション:F2
オリジナル画像はこちら

巨大なランの模型。本当の花ならもっと鮮やかになるが、実物もこんなヌルッとした感じだった
AF-S DX 18-135mm F3.5-5.6G
L+Fine(JPEG)
44mm(66mm相当)
絞り優先AE(F13、1/285秒)
ISO 250
WB:オート
フィルムシミュレーション:スタンダード
オリジナル画像はこちら

レッサーパンダ。立つのを待っていたが、ずっと木の上で寝ていて動かなかった
AF-S DX 18-135mm F3.5-5.6G
L+Fine(JPEG)
135mm(203mm相当)
絞り優先AE、補正+0.3EV(F16、1/45秒)
ISO 640
WB:オート
フィルムシミュレーション:スタンダード
オリジナル画像はこちら

ドームを内側から見上げる。周辺では収差も出ている。もう少しいいレンズのほうがいいかもしれない
AF-S DX 18-135mm F3.5-5.6G
L+Fine(JPEG)
18mm(27mm相当)
絞り優先AE(F13、1/100秒)
ISO 250
WB:オート
フィルムシミュレーション:スタンダード
オリジナル画像はこちら

温室で見つけた熱帯風の花。とても派手な色だったが、それを忠実に再現
AF-S DX 18-135mm F3.5-5.6G
L+Fine(JPEG)
44mm(66mm相当)
絞り優先AE、補正-0.3EV(F8、1/2000秒)
ISO 1600
WB:オート
フィルムシミュレーション:スタンダード
オリジナル画像はこちら

手長猿。背景はコンクリートに描かれた森の絵。なんだか妙な感じ
AF-S DX 18-135mm F3.5-5.6G
L+Fine(JPEG)
62mm(93mm相当)
絞り優先AE(F14、1/160秒)
ISO 400
WB:オート
フィルムシミュレーション:F2
オリジナル画像はこちら

羊のクローズアップ。気持ち悪いほどのリアリティ
AF-S DX 18-135mm F3.5-5.6G
L+Fine(JPEG)
135mm(203mm相当)
絞り優先AE、補正-0.3EV(F10、1/750秒)
ISO 250
WB:オート
フィルムシミュレーション:スタンダード
オリジナル画像はこちら

プールの水がきれいだった。波を止めるために早いシャッターで撮影
AF-S DX 18-135mm F3.5-5.6G
L+Fine(JPEG)
44mm(66mm相当)
シャッター速度優先AE、補正-0.7EV(F9、1/2000秒)
ISO 400
WB:オート
フィルムシミュレーション:スタンダード
オリジナル画像はこちら

S5 Proでこういった写真を撮ると驚くほど色が乗ってくるが、意外に落ち着いた写真になった。と思ったらモードがF1だった
AF-S DX 18-135mm F3.5-5.6G
L+Fine(JPEG)
38mm(57mm相当)
絞り優先AE(F16、1/142秒)
ISO 400
WB:オート
フィルムシミュレーション:F1
オリジナル画像はこちら