週末の夜遅くに掲載している「今週のデジタル編集部」。普段の誌面からちょっとそれまして、編集後記をお送りします。

シャープのAIoT家電が一堂に会する内覧会にお邪魔する機会があったのですが、そこで珍しいモノを見かけました。ほったらかし調理ができる自動調理鍋「ヘルシオ ホットクック」の“アイマス”コラボモデルです。以前、弊誌でライターの工藤寛顕(だいせんせい)氏にレビューしていただきましたが、実は私、この記事の編集を担当しておきながら諸々の都合で実機を見ることは叶わなかったので、今回が初対面となりました(なお、好評のうちに販売終了したとか)。

「調理家電を使いながら推しの声が聴けたら、料理のモチベーションも高まりますよね」とはシャープの説明員の弁ですが、こういったニッチな需要もキッチリ抑えていく姿勢は流石だな、と。あんまり声優さんには詳しくないのですが、個人的には早見沙織さんか小山力也さんの声が入ったモデルがあれば食いついてしまいそうな気がしました。現場からは以上です。
(雪ノ下雪乃や衛宮切嗣のボイスで調理モチベを上げたい編集RS)


先日、とある発表会にて「パソコンはノートPCが好調だが、デスクトップPCは不振」「周辺機器はPC用のキーボードが好調」という調査結果が発表されました。そのデータを見たとある記者の方が「デスクトップPCが売れていないのに、なぜキーボードが売れているのか?」と質問を寄せていました。あ~、一般の人は「ノートPCはキーボードを搭載しているから、外付けのキーボードは必要ない」という認識なんですねぇ…。

ノートPCのキーボードは、言ってみれば「お店でアイスを買った際にもらえる木の平たいスプーン」のようなもの。木のスプーンでも「アイスをすくって食べる」という目的は達成できますが、その過程は決して快適ではなく、食べづらさを伴います。ノートPCのキーボードも、文字を入力するという目的は達成できますが、ノートPC自体が薄さや軽さ、小ささ、コストを追求することもあり、快適にタイピングできない機種も多々あります。

というわけで、ノートPCを利用している人でも、ぜひ外付けキーボードを使いませんか。タイピングの効率が高まるうえ、手の疲れがグンと減りますよ! 猫がノートPCの上に乗ってきても、外付けキーボードがあれば大丈夫!!(笑


このあいだ『Among Us』のプレイに誘われ、初めて人狼系ゲームを体験しました。普段は交戦を許可された戦場で銃撃戦を楽しんでいますが、宇宙船の中でクルーをこっそり倒したり、殺人者の追放に励んでみたりするのは初めて。しかもゲームの進行にあたっては、連携したりウソをついたりコミュニケーションを取る必要まであるというわけです。“まず一緒にプレイする友人を作ってください”という困難なハードルの先に、まさかこんなに新鮮なゲーム体験が待っているとは。人生でこんな真面目にウソやでまかせを喋ったのは[秘密]以来だなあ…とか思いました。
(編集部に紛れ込んだインポスター)