1米ドルあたりの円の価値(USD/JPY)など日々刻々と変化する為替レートは、私たちの生活に大きな影響をもたらします。海外旅行出発前の両替はもちろんのこと、短期的には外貨預金や外国株式/投資信託を売買するタイミングに、長期的には食料品やエネルギー価格など生活に密接な関係があります。

そんな為替レートをすぐに確認したい、いちいちアプリを起動したりニュースサイトにアクセスする手間が惜しい、という場合には「株価」アプリのウィジェットが役立ちます。

株価アプリは、金融情報を扱う企業(日本ではYahoo! ファイナンス)と提携することにより、為替や株価のデータをほぼリアルタイムに提供します。銘柄コード(4桁の数字)やティッカーシンボル(銘柄を識別するために使われるアルファベット)で検索する以外にも、銘柄コードやティッカーシンボルを「ウォッチリスト」に登録しておけば、つど検索することなく一度に複数の為替/株価データをチェックできます。

株価アプリのウィジェットは、アプリで作成したウォッチリストの一部を表示するもの(ウォッチリストタイプ)と、ウィジェットに銘柄コードやティッカーシンボルを登録できるもの(銘柄コードタイプ)に大別できます。ウォッチリストタイプは銘柄コードを登録できず(株価アプリで作成したウォッチリストを参照)、銘柄コードタイプはウォッチリストを参照できませんから、ウィジェット作成時には大きさや表示内容だけでなくどちらのタイプなのかを確認しましょう。

なお、株価アプリでは「ドル円(USD/JPY)」には「JPY=X」、「ユーロ円(EUR/JPY)」には「EURJPY=X」という銘柄コードが割り当てられています。ほかにも英ポンド/円(GBPJPY=X)、米ドル/ユーロ(EUR=X)など多くの組み合わせが用意されているので、活用してみては?

  • 株価アプリのウィジェットは、ウォッチリストタイプと銘柄コードタイプの2系統があります