フォントワークスは9月1日、同社の創業30周年とmojimoリリース5周年を記念し、人気フォントベンダー・フロップデザインとのタイアップ企画を開始することを発表した。 同規格では3か月連続でフロップデザインの人気フォントを提供書体に順次追加し、必要なフォントだけを3書体トッピング感覚で選べるフォントサービス「mojimo-plus」にて、期間限定で利用できる。

  • フロップデザインの書体を「mojimo-plus」にて期間限定で提供

今回のタイアップでは、フロップデザインが「かなたとひなた Small B」「ヨハク R」「あさご本丸ゴシック-R」「うたとキャロル B」「姫明朝しらゆき」を提供。フォントサービス「mojimo-plus」にて期間限定で利用可能となる。

  • 左:かなたとひなた、右:ヨハク

また、同タイアップを記念して、フロップデザイン代表・加藤雅士氏が混植フォントを分かりやすく説明したTips画像を制作。混植の基本から今回提供する書体とフォントワークス書体の混植例も紹介している。mojimoサイトフォントワークス公式X(旧Twitter)等で確認できる。

  • 混植フォントの解説

書体の提供スケジュールは、9月1日に「かなたとひなた Small B」(グリフ数:459)と「ヨハク R」(グリフ数:505)、10月3日に「あさご本丸ゴシック-R」(グリフ数:4,072)と「うたとキャロル B」(グリフ数:660)、11月1日に「姫明朝しらゆき」(グリフ数:4,072)を提供開始し、2024年8月29日に提供終了となる。

「かなたとひなた Small B」は、まるで手描きのような表現を可能にする丸ゴシック体。温かみ・優しさ・手作り感のあるシーンにマッチし、ロゴデザインや写真への文字入れ、漫画への使用などに向いている。「ヨハク R」は、やさしい印象と極めてシンプルなデザイン性を兼ね備えたゴシック体。本文体としての、自然な読み心地を実現しつつも、見出しでも映えるように工夫され、文字中心のデザイン、余白を活かしたレイアウトなどで魅せたい場合に向いている。

その他の書体詳細については、フロップデザイン公式サイトにて紹介されている。