いつもは東京のお店を取材しているマウスコンピューターのダイレクトショップだが、今回は近畿エリアの基幹店、大阪ダイレクトショップを取材する機会があった。地域が違えば文化が違う、パソコンだって違うかも……というわけで、大阪ダイレクトショップ徳永店長に、お店の特徴や最近のPCトレンド、ついでに特価品などを「どないですか?」と伺ってきたのでお届けしたい。
まずは大阪ダイレクトショップ、お店は品ぞろえのバランスの良さをウリにしており、スタンダードな「mouse」ブランドのPCに、クリエイター向けの「DAIV」やゲーマー向けの「G-Tune」、法人向けの「MousePro」で、それぞれノートPC型やデスクトップ型、液晶ディスプレイ裏に設置できるような超小型PCまで、主要モデルを展示、販売している。「平日は仕事帰り、週末はご家族、法人のお客様もいて、大阪店はお客様のニーズが多岐にわたるので。品揃えのバランスの良さは全国のダイレクトショップでも随一だと思います」(徳永店長)だそうで、リピーターも多いことから、ユーザーニーズに応えているうちに品揃えも幅広くなったようだ。
それだけに、接客にあたる店舗スタッフの陣容も幅広い。ゲームや自作PC、動画配信、イラストなど、PCの様々な用途の対応できるスタッフが在籍しており、年齢層も多様。これらに実益も兼ねる趣味として取り組むスタッフも多い。また、PCショップではあまり見かけない女性スタッフも在籍していて、大阪店は「家族連れや女性のお客様も多い」(徳永店長)というので、特に女性客の来店でも安心して相談できそうだ
徳永店長は、接客で一番に置いているのが「大阪で20年やっているので、おのずとお客様からの『信頼』を大切にするようになっています」という。「お待たせすることなく、その場ですぐ疑問にお答えできるよう接客しています。値段勝負だけでなく、量販店では聞きにくいような製品の情報も正確にご案内し、在庫状況も常に把握できるように努めています。最適なPCをご提案して、信頼をいただいて、リピーターになっていただきたい。そうやって地域No.1のお店になることが目標です」とのこと。なお、PCをじっくり選びたい場合は、お店に事前に連絡しておけば、スタッフの接客時間を押さえることも可能だそうだ。
ちなみに、大阪店のお客はニーズが幅広いというが、そんな中でも最近特に増えているのは「ゲーマー」なんだとか。遊ぶゲームによって要求スペックが異なってくるので、ゲーミングPC選びは通常のPC選びより少し難しいとことがあるが、店長のオススメはGPUにGeForce RTX 4070を採用しているゲーミングPCだ。また、ゲームに限らず高性能なPCへのニーズが高い傾向もあるという。メモリ性能や、周辺機器との連携など、こまかな違いに迷う場面もあるだろうが、「最適な製品をご案内できるようにお話を伺います」(徳永店長)というので、迷うくらいなら声をかけてしまうのが早そうだ。
ここからは、大阪店で見かけたオススメのパソコンや、特価品も紹介しておこう。在庫限りのものや、一点もののアウトレット品などもあるので、売れ切れ御免なのは承知いただきたい。なお、大阪ダイレクトショップではX(旧Twitter)の公式アカウント(@mouse_osaka)で情報発信をしており、新モデルや特価品の速報を投稿しているので、来店前にチェックしておくといいだろう。
最後に、お店の場所もちょっとご紹介。場所は日本橋の電気街に近く、大阪メトロ&阪堺の恵美須町駅から歩いて行ける。実は姉妹店のゲーミングPC専門店「G-Tune : Garage 大阪店」も徒歩圏内だ。ゲーミングPCを重点的に見たいならG-Tuneに立ち寄ることもできるし、「お客様のご要望を伺って、必要ならG-Tuneから最適なマシンを持ってきたりもします」(徳永店長)だそう。