米AMDは3月24日、開催中のGDC 2023にあわせて、開発中の新技術「AMD FSR 3 FidelityFX Super Resolution」について情報を公開した。FSR 2よりもパフォーマンスが最大で2売向上するとしたほか、既存のFSR 2対応タイトルには簡単に導入できるという。

  • 「AMD FSR 3」にはフレーム補完機能を搭載、今年6月までの提供を予定か

「AMD FSR 3」とは、AMDがオープンソースソフトウェアとして開発する超解像技術。ディスプレイ出力のネイティブ解像度より小さい解像度でレンダリングし、そのあと引き延ばすことでパフォーマンス向上を見込めるというもので、アンチエイリアス機能としてもさまざまなゲームで利用されている。

FSR 3では、ゲーマーがさらに高いフレームレートと可能な限り低いレイテンシを求めていることを反映して、フレームとフレームの間を同機能で補完する新機能を搭載。さらにレイテンシも削減され、画面表示の応答性を改善するという。

AMD FSR 2対応タイトルにおいては、AMD FSR 3もかんたんに導入できるという。正式なリリース時期は「2023年前半」と述べており、6月までに投入されるものとみられる。発表はYouTubeで視聴可能だ。

GDC 2023 - The FidelityFX™ SDK

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