フォステクスカンパニーは、コンパクトなステレオアンプ・APシリーズの最上位機種「AP25」を5月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭価格は33,000円前後を見込む。

  • AP25

約133×165×42mm(幅×奥行き×高さ、突起部含む)のコンパクトなボディに、最大出力25W×2chのデジタルアンプを搭載。各所に音質を高める音響専用パーツを採用した高音質化設計により、「APシリーズ最上位機種にふさわしいクリアで上質なサウンド」を楽しめるという。

  • 前面

スピーカー出力には金メッキを施したバナナプラグ対応のターミナルを採用。さらにプリアウト出力(RCA)を備え、パワーアンプやアクティブサブウーファーなどをつないでオーディオシステムを拡張することもできる。入力端子はアナログRCA×1で、入力感度は300mV。

  • 背面

欧州の環境配備設計エコデザイン指令に適合したオートスタンバイ機能も搭載。オーディオ入力が無信号あるいはそれに近い信号レベルの状態が続くと、自動的にスタンバイモードに切り換わり、消費電力を0.5W以下に抑える。

同機能は使用環境や用途に合わせて、底面のディップスイッチでオン/オフを切り替えられる。スタンバイ状態になるまでの時間も、1分か12分のいずれかに設定できる。

適合負荷インピーダンスは4Ω~8Ω。周波数特性は20Hz~20kHz、全高調波歪率は0.05%未満(出力3W、8Ω負荷、1kHz時)。SN比は100dB以上。重さは約750g。ACアダプター、1.5mのスピーカーケーブル2本とステレオRCAケーブル1本が付属する。

  • 底面のディップスイッチでオートスタンバイ機能のオン/オフを切り替えられる