オウルテックは2月18日、CPUソケットに合わせて調整できる可動式バックプレート付属のCPUクーラー「SilentCoolerV2(OWL-SC200V2)」を発売した。直販価格は4,380円。
先代モデル「OWL-SC200」のバックプレートを、ネジ受けのスライド調整が行えるように改良。これにより、複数のCPUソケットで使えるようになった。対応ソケットは、Intel LGA1156、LGA1155、LGA1150、LGA1151、LGA1200、LGA1700、AMD AM4。
冷却システムは、ニッケルメッキを施した直径6mm×4本の銅製ヒートパイプを、フィン部に分散配置。CPUに直接接触するDTH(ダイレクトタッチヒートパイプ)方式によって、CPUの熱を効率的にフィンへと伝える。フィンは56枚構成で、ファンサイズは130mm。TDP200WまでのCPUで使用可能。
ヒートシンクの厚みは、メモリと干渉しないように薄型の設計。高さも159mmに抑えており、コンパクトなPCケースへ内蔵しやすく、アタッチメント式のため取り付けもしやすい。ファンの回転数は約800~1,600RPM、最大風量は38.4~81CFM。本体サイズは約W130×D75×H159mm、重さは約700g。付属品は、取付ブラケット、ファン固定用金具(2個)、サーマルグリス、Intel用バックプレート、Intel用ブラケット支持用スペーサーと取付用ネジ(各4個)、AMD用ブラケット支持用スペーサーとブラケット取付用ネジ(各4個)。