ファーウェイは11月25日、スマートウォッチ新製品や“口紅型”デザインの完全ワイヤレスなど、11製品を一挙発表しました。PC関連では、横長湾曲ゲーミング液晶「MateView GT」シリーズに27インチモデル、34インチモデルの2機種を追加。また、薄型キーボードの第2世代モデルや、ワイヤレスマウスが発表されています。
今回登場したPC関連デバイスは次の4製品です。
- HUAWEI MateView GT 34インチ スタンダードモデル:12月3日発売、62,800円
- HUAWEI MateView GT 27インチ スタンダードモデル:11月25日発売、49,980円
- HUAWEI Ultrathin Keyboard:12月31日発売予定、10,800円
- HUAWEI Bluetooth Mouse 第2世代:12月3日発売予定、3,980円
「MateView GT」シリーズは、色表示やゲーミング体験にこだわったファーウェイの湾曲ゲーミングディスプレイで、2021年9月に、サウンドバーを台座部分に備えた34インチモデルが発売されています。
今回のMateView GT 34インチ スタンダードモデル、そしてMateView GT 27インチ スタンダードモデルはサウンドバー非搭載ですが、165Hzのリフレッシュレートや4msの応答速度といった基本仕様、画面下部の設定用ジョイスティック、ゲーミング関連機能などは引き継がれています。
曲率は1500Rで、3台並べると広い表示エリアを確保できます(視線の移動が大変そうですが……)。ゲーム関連機能としては、暗部での視認性を改善する「ダークフィールドコントロール」、画面上にデジタルで照準を表示する「クロスヘア」などを搭載。
このほか表示モードや入力元、輝度やコントラスト、低ブルーライトなどの全ての設定(OSDメニュー)を画面下部のジョイスティックで操作する形になります。
ジョイスティックは軽く押し込むと、画面上に操作項目がポップアップで出現。左右に押し込みながら必要な設定を選んでいけます。操作がわかりやすい反面、よく使う項目をいちいち選択するのは手間……という人のために、特定機能の設定メニューに上/下/左/右の押し込みで素早くアクセスできるショートカット設定も可能。
台座が細く作られているため圧迫感は少なく、高さ調節もさほど力を入れず行なえます。27インチで約7.8kg、34インチで約9.3kgとやや重さはあるものの、背面はVESAマウント100mmに対応するため、設置の幅が広がりそうです。
小型キーボード「Ultrathin Keyboard」とワイヤレスマウス「Bluetooth Mouse 第2世代」のうち注目したいのはUltrathin Keyboardで、前モデルはテンキー付きの有線フルキーボードだったところ、テンキーレスの無線接続モデルとなりました。
キーはUS配列の84キー。2.5mmという深めのキーストロークを備えつつ、320gの軽い重さに抑えています。キーキャップにはわずかに凹みをつけて押しやすく、静音設計も採り入れたといいます。
Bluetooth Mouse 第2世代はオリーブグリーンとサクラピンクの2色を用意。製品体験会場にあったオリーブグリーンはヴィーガンレザーの仕上げで、プラスチックとは違うなめらかな質感が印象的でした。接続はBluetooth 5.0で、前モデルの4.0から進化。キーボードと同じく、最大3台のデバイス間で切り替えながら使えます。