アユートは、Astell&Kernのポータブルオーディオプレーヤー「A&norma SR25 MKII」の発売日を11月12日に決定した。価格は99,980円で変更はない。カラーはDark Silver。
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A&norma SR25 MKII
既報の通り、A&norma(エーアンドノーマ)スタンダードラインの第2弾モデルとして2020年に発売した「SR25」(実売約94,000円)をベースに音質を強化。A&normaシリーズで初めて4.4mmバランス出力を採用したのも大きな特徴だ。今回発売日が正式に決まり、製品仕様の詳細についても公開した。
シーラス・ロジックのDACチップ「CS43198」を左右独立のデュアル構成で搭載し、最大384kHz/32bitのPCM再生や、DSD 256(11.2MHz)のネイティブ再生に対応する点はSR25と同じだが、Astell&Kernの最新のオーディオ設計技術を採用し、クリアで自然なハイレゾサウンドを追求。「DACが同じであっても同じ音を出すわけではなく、全面的にサウンドクオリティーが向上した」と説明している。
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SR25 MKIIの回路構成
コンパクトな本体に2.5mmと4.4mmのバランス出力、3.5mmのアンバランス出力を装備し、SR25 MKIIの4.4mmバランス出力では「ダイナミックレンジと低音域のレスポンスを向上させ、広いサウンドステージをサポートする」という。出力とSN比は、アンバランスが2Vrmsで122dB、バランス時が4Vrmsで124dB(出力はいずれも負荷なしの数値)。
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4.4mmバランス出力を本体上面に新搭載。3.5mmアンバランス出力、2.5mmバランス出力も引き続き装備
内蔵メモリは64GBで、microSDカードスロットを1基備え、最大1TBまでのmicroSD/SDHC/SDXCカード(別売)が使える。対応ファイル形式はWAV/FLAC/MP3/WMA/OGG/APE/AAC/ALAC/AIFF/DFF/DSF。MQAフォーマット音源の再生にも対応する。USB Type-C端子を備え、充電/データ転送で利用可能。USB DAC機能も備える。
約20時間の⾧時間再生が可能な省エネ設計を採用。ノイズや電磁干渉がオーディオブロックに影響を与えないよう、上位機「SP2000T」と同様に、導電性の高い超高純度銀メッキを施したシールド缶も採用している。
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本体下部
IEEE 802.11b/g/n準拠(2.4GHz対応)の無線LANのほか、Bluetooth機能も備え、対応コーデックはSBC、AAC、aptX HD、LDAC。プレーヤーをBluetoothレシーバーとして使う「BT Sink」や、同一ネットワーク上にあるファイルをワイヤレスでデータ転送する「AK File Drop」、音量の異なる音源を同一の音量レベルに調整する「ReplayGain(リプレイゲイン)」といった、上位機「SP2000T」などで採用している機能をSR25 MKIIにも投入した。
AKプレーヤーの従来機種で採用している、Open Appを介して音楽ストリーミングアプリを利用する機能や、独自のネットワークオーディオ再生「AK Connect」、動画ストリーミング機能「V-Link」、車で操作しやすい「カーモード」なども備える。
3.6型/720×1,280ドットでタッチ操作対応の液晶ディスプレイを採用し、左に傾けた配置など基本的なデザインは継承。ベゼルの上端と下端に角度を付けて「小さな四角形が筐体の中で自由に浮遊しているよう」な意匠をあしらった。また、本体側面のパターンはボリュームホイールに注意を向けるようにもデザインしているとのこと。本体サイズは約108.3×63.5×16.1mm(縦×横×厚さ)、重さは約178gで、SR25と共通。
別売オプションとして、専用ケース「A&norma SR25 MKII Case」(7,980円)を用意。イタリア・ミラノに拠点を置き、プロダクトデザインとパターン、カラーで業界のニュースタンダードとして評価されているポリウレタンメーカー「Synt3」が製造を手がけている。
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専用ケース「A&norma SR25 MKII Case」。左からBlack、Denim Blue、Orange
カラーはBlack、Orange、Denim Blueの3色で、Orangeは直販サイト「アキハバラe市場」と「e☆イヤホン」で販売。Denim Blueはアキハバラe市場限定販売となる。
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専用ケースを装着したところ
