セイコーウオッチの高級ブランド「グランドセイコー」から、信州の幻想的な冬景色「垂り雪(しずりゆき)」をデザインテーマにした新作が登場する。11月6日の発売予定で希望小売価格は418万円、世界限定60本。
ムーブメントにはグランドセイコーのスプリングドライブ「キャリバー 9R31」を採用。ぜんまい動力と水晶(クオーツ)の正確な振動を融合したセイコー独自のムーブメントで、パワーリザーブは約72時間。このスプリングドライブを搭載した時計を世に送り出しているのが「信州 時の匠工房」(長野県塩尻市)だ。
今回の新作「SBGY008」では、信州の穏やかな冬の風景と垂り雪の儚い美しさを表現。型打ちのダイヤルで新雪の柔らかな質感を、ケース側面のダイヤモンド(53個)で木々の枝から零れ落ちる雪の繊細な輝きを演出した。
ケース素材は18Kピンクゴールド、ケースサイズは外径38.5mm×厚さ10.2mm、風防は内面無反射コーティングのデュアルカーブサファイアガラス、防水性能は3気圧。ストラップのアンティーク調クロコダイルは職人がハンドステッチで仕上げているほか、付け替え用として垂り雪の世界観をより引き立てるサテン調ストラップが付属する。裏ぶたはサファイアガラスのシースルーバックで、「LIMITED EDITION」表記とシリアルナンバー、グランドセイコーの「獅子の紋章」が入る。