Zepp Healthは10月12日、Amazfit(アマズフィット)ブランドのスマートウォッチ「Amazfit GTR 3 Pro」、「Amazfit GTR 3」、「Amazfit GTS 3」を国内発売した。大手家電量販店および時計専門店、公式オンラインストアなどで取り扱う。

低消費電力の独自OS「Zepp OS」を採用し、標準利用時で約12日間のバッテリー駆動が可能。健康管理やフィットネス、ライフスタイル関連の機能を備え、Apple HealthやGoogle Fitなどの健康プラットフォームと連携してデータ管理できる。

  • Amazfit GTR 3 Pro/GTR 3/GTS 3

Zepp Health(旧Huami・華米科技)は、2013年に中国で設立されたウェアラブルデバイスメーカー。「Mi Band」といったXiaomi(シャオミ)のウェアラブル製品のデザインや製造を手掛けている。2018年2月にニューヨーク証券取引所へ上場し、2021年2月25日にHuamiからZepp Healthへ社名を変更した。Amazfit(アマズフィット)は同社の独自ブランド。

Amazfit GTR 3 Pro

Amazfit GTR 3 Proは、1.45インチの円形AMOLEDディスプレイを搭載したスマートウォッチ。今回発売した3機種の中では最もグレードが高く、販売価格は39,800円となる。

  • Amazfit GTR 3 Proの装着イメージ

  • Amazfit GTR 3 Pro

150以上のスポーツモードによるアクティビティ・トラッキングや、ストレスレベルのモニタリング、心拍数計測などが可能。また、スポーツ時にスポーツモードを起動し忘れても、8種類のスポーツを認識し、アクティビティを記録できるという。

本体に2.4GBのオンボードメモリを備え、楽曲データを保存することで、スマートフォンと接続していなくても単体で音楽を再生できる。保存可能な曲数はMP3データで1曲5MBとした場合約470曲。スマートフォンとBluetooth接続すると、電話の発着信やハンズフリー会話も可能。スピーカーやWi-Fiも搭載する。

本体側面にナビゲーション・クラウン(回転式りゅうず)を用意し、機能を呼び出したりスクロールさせたりでき、操作時には触覚でのフィードバックも得られる。バッテリー容量は450mAhで、1回の充電で最大12日間の連続使用が可能。

本体サイズは46×46×10.7mm、重さは32g(ストラップ除く)。ボディ素材はアルミニウム合金。5ATMの防水性能を持つ。

Amazfit GTR 3

  • Amazfit GTR 3

Amazfit GTR 3は、1.39インチの円形AMOLEDディスプレイやナビゲーション・クラウンを搭載したスマートウォッチ。基本機能はGTR 3 Proと同等だが、スピーカーやWi-Fiが非搭載で、Bluetooth通話機能も省かれている。

本体サイズは45.8×45.8×10.8mm、重さは32g(ストラップ除く)。ボディ素材はアルミニウム合金。5ATMの防水性能を持つ。価格は34,800円。

  • Amazfit GTR 3の装着イメージ

Amazfit GTS 3

  • Amazfit GTS 3

Amazfit GTS 3は、1.75インチのスクエア型AMOLEDディスプレイを搭載したスマートウォッチ。画面部分の形の違いを除けば、機能面はGTR 3とほぼ同等となる。バッテリー容量は250mAhで、駆動時間は約12日間。

本体サイズは42.4×36×8.8mm、重さは24.4g(ストラップ除く)。価格は28,800円。なお本モデルのみ、オンラインのみでの販売となっている。

  • Amazfit GTR 3の装着イメージ

なお、いずれの製品も医療機器ではなく、検出された数値は参考値となる。医療目的や病状の診断の根拠としては使用できない。