ラディウス、32bit/384kHzハイレゾ再生に対応した小型ヘッドホンアンプ

ラディウスは10月中旬に、AndroidスマートフォンなどのUSB Type-Cに接続するポータブルヘッドホンアンプ「RK-DA60CK」を発売する。価格はオープン、推定市場価格は8,250円前後。

スマートフォンなどのUSB Type-Cポートに接続し、最大32bit/384kHzのハイレゾ再生に対応させる小型のDACアンプ。重さも6gと軽い。USBオーディオクラス 2.0に対応し、DACチップにはUSB入力からヘッドホン出力までを処理するConexant製「CX31993」を搭載する。

CX31993は、DACを左右のチャンネルに1基ずつ搭載。クリアなステレオ再生、音質と空間表現を行うとしている。接続したイヤホンやヘッドホンのリモコン有無を判別する機能を備え、イヤホンやヘッドホンのケーブルにあるリモコンの操作が可能。

電源はスマートフォンなどの接続機器から得るバスパワー駆動だが、入力信号レベルが低いときは電圧を落としてイヤホン・ヘッドホンへの供給電力を減らし、信号レベルが高いときは多くの電力を供給。接続した再生機器側の消費電力を抑える。

ケーブルは銀メッキを施した単結晶銅ケーブル。ハイレゾ音源の再生にはアプリ「NePLAYER」などを使用する。再生周波数帯域は20Hz～160kHz、最大出力は66.8mW+66.8mW。インピーダンスは16Ω～600Ω。出力端子として3.5mmステレオミニジャックを備える。

対応環境はUSB Type-Cコネクタを持つAndroidスマートフォン、macOS 10.15以上、Windows 10以上。USB Type-C to Type-A変換アダプタが付属する。