カシオ計算機の耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」から、エクストリームスポーツをテーマにした「G-LIDE」シリーズの新作が登場する。トッププロサーファー・五十嵐カノア選手のシグネチャーモデル第2弾となる「GBX-100KI」だ。11月5日の発売、価格は29,700円。

  • G-SHOCK G-LIDE 五十嵐カノア・シグネチャーモデル(GBX-100KI)

G-LIDEのGBX-100KIは、G-SHOCKらしいスクエア型のデジタルモデル。五十嵐選手の監修にて、デザインやカラーリングを選定した特別モデルだ。型番の通り「GBX-100」がベースモデルとなっており、サーファーに役立つタイドグラフ(潮汐表)機能を備える。ワイドフェイスと、高コントラストで見やすいMIP液晶もポイントだ。

シグネチャーモデルでは全体をブラック基調として、ベゼル、バンド、液晶といった各部で質感やトーンの異なるブラックを使い分け。クールで個性が光る五十嵐選手独自の世界観を表現したとしている。ベゼルとガラスには、実際に五十嵐選手が乗ったビッグウェーブを描いた。フェイス、裏ぶた、バンドには、五十嵐選手のサイン、ラグ側のバンドには、五十嵐選手のCT(チャンピオンシップツアー)背番号「50」を配した。

  • ビッグウェーブをモチーフにしたフェイスグラフィック、バンドの「50」、五十嵐のサイン

  • 裏ぶたのデザイン

  • 専用ボックス

機能はベースモデルに準ずる。Bluetoothでスマートフォンアプリと連携するモバイルリンク機能を持ち、潮汐情報、日の出・日の入り時刻をアプリ内の地図から選んで時計側に設定できる(世界約3,300カ所)。また、日々のトレーニングに役立つ、走行距離・時間・ペースといった多くの計測機能も備えている。

五十嵐カノア選手は、1997年10月1日生まれのアメリカ合衆国カリフォルニア州出身。2009年にNSSA(National Scholastic Surfing Association)主催の大会にて、11歳で1シーズン中の最多勝(30勝)という記録を樹立。その後も実績を重ね、2019年にはCT第3戦「Corona Bali Protected」でアジア人初の優勝。2020年東京オリンピックのサーフィン競技日本代表、銀メダリスト。

  • GBX-100KIのおもな仕様(クリックで拡大)

実機写真:青木淳一