シロカは9月30日、独自の解凍プログラム「やさしさ解凍」により、ムラなく冷凍食品などを解凍できる電子レンジ「SX-18D132」を発表した。10月30日に発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は16,000円前後。

  • SX-18D132

最大900Wの高出力インバーターと湿度センサーにより、お惣菜やお弁当などをワンタッチで温められる電子レンジ。湿度センサーにより自動で最適な温め具合に仕上げるため、時間設定をしなくても適切な温度に温められる。

また、出力を細やかにコントロールする「やさしさ解凍」も注目機能の1つ。同価格帯の単機能レンジは、比較的高い電力を断続的にかけることで解凍することが多いというが、「SX-18D132」では200W相当と100W相当を使い分け、食材に熱を通しすぎない低出力で温めるため、熱が入りすぎたり加熱ムラを防げるという。

  • 運転時のみ庫内が見えるミラーガラスや、大きめのボタンを採用した

  • 「やさしさ解凍」は冷凍保存したひき肉や、 刺身のサクといった加減の難しい食材に適する

機能面では、食材を自動で適温に温める11種のオートメニュー、オートメニューの仕上がりを4段階で設定できる「仕上がりボタン」などを搭載。11種のオートメニューは、1.あたため、2.冷凍あたため、3-1.解凍(ひき肉/薄切り肉)、3-2.解凍(肉/魚)、3-3.解凍(刺身)、4-1.ごはん(冷凍)、4-2.ごはん(冷蔵)、5-1.飲み物(コップ1杯)、5-2.飲み物(コップ2杯)、6.葉果菜、7.根菜が用意されている。

本体の扉は運転時のみ庫内が見えるミラーガラス。操作パネルのボタンは押し間違いがないよう、大きくわかりやすい配置とした。庫内には、 時間が経ってもふき取りやすい「さっピカコート」を採用し、汚れを拭き取りやすいようにした。

庫内容量は18L。レンジ出力は900W(約1分30秒間)、600W、500W、200W相当、100W相当。本体サイズはW458×D350×H282mm、加熱室の有効サイズはW295×D324×H181mm。重さは約9.0kg。

  • 「さっピカコート」は一般的なコーティングに比べ、 付着する液体の接触角を大きく保てるため、時間が経っても拭き取りやすいという