Withingsは9月29日、ヘルスケア機能が充実したアナログ針&デジタル表示窓のスマートウォッチ「ScanWatch」のローズゴールド版を発売した。Amazon.co.jpやSoftBank SELECTIONオンラインショップで順次販売する。価格は38,490円。
Withingsの「ScanWatch」は2020年1月にグローバル発表され、2020年10月に日本市場に投入された。歩数や運動データ、消費カロリーといったアクティビティ記録機能のほか、心拍計測や睡眠サイクルチェック機能などを搭載するスマートウォッチだ。
今回発表されたローズゴールドモデルは、本体ケースを新色ローズゴールドとし、ブルーの文字盤とブルーのシリコンベルト、ホワイトの文字盤とグレーのシリコンベルトを備えた2種類で展開。いずれも38mmケースで、ケース素材はステンレススチール、ダイヤルのデジタル表示窓は有機EL、風防はサファイアガラスなどを採用する。
ローズゴールド版の発売とともに、9月29日から順次、「ScanWatch」の全モデルに血中酸素トラッキング機能を展開していく。
血中酸素トラッキング機能は、血液中に酸素が結合しているヘモグロビンの割合を表す指標となり、心拍測定などでも使っている光電式容積脈波記録法(PPG)技術を利用してユーザーの血中酸素を測定できるもの。測定結果は本体有機ELパネルのほか、健康管理アプリ「Health Mate」でも確認可能。
同機能はこれまで、“酸素飽和度”という名称でグローバルモデルには搭載されていたものの、国内モデルでは機能がロックされており使用できなかった。今回、本体のファームウェアアップデートと、健康管理アプリ「Health Mate」のアップデートで同機能が使えるようになる。アップデートはすでにロールアウトされているとのことだ。
通常使用時のバッテリー駆動は最大30日間。スマートフォンとの接続はBluetooth LEで行う。38mmケースの直径は38.4mm、厚さは13.2mm。リストバンド幅は18mm。重さは58g(ウォッチ本体のみ)。5気圧防水仕様となる。