ハイアールジャパンセールスは9月22日、マイナス50度の超低温冷凍ができる150L上開き式冷凍庫「JF-TMNC150A」を発表した。10月1日に発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は198,000円前後。
「JF-TMNC150A」は、超低温冷凍により食材の劣化・変性を抑え、おいしさや鮮度を保てる上開き式冷凍庫。自宅で過ごす時間が増え、食材の買い置きや料理をする機会が増えたことや、防災として食材の長期保存に使うなど、冷凍庫の活用の幅が広がっていることを背景に開発された。
一般的な冷凍庫の食品温度はマイナス18度で、魚や肉を長期間冷凍保存する際、食材のミオグロビンに含まれる鉄分が酸化し、くすんだ茶褐色に変色する「メト化」が生じてしまうという。
今回発売する「JF-TMNC150A」は、マイナス50度の超低温冷凍により、食材の味や見た目が劣化するメト化を低減する。また、冷却方式が無風、直冷式のため、食材が乾燥しにくく鮮度を保った状態で保存できることも特徴。
設定温度は本体前面の操作パネルにデジタル表示される。設定温度から15度以上高い状態が3時間続くと、庫内異常を知らせるアラームが鳴る機能も用意した。本体は汚れが目立ちにくいグレー色。庫内は手入れがしやすいステンレスを採用する。
定格内容積は150リットル、ドア数は1。消費電力(50Hz/60Hz)は450W/500Wで、霜取り方式は手動。運転音は45dB。本体サイズはW940×D565×H880mm、重さは50kg。