ハーマンインターナショナルは、JBLブランドのDolby Atmos対応2.1chサウンドバー「CINEMA SB190」を10月15日に発売する。価格はオープンプライスで、直販サイト「JBL オンラインストア」の直販価格は33,000円。
幅900mmサウンドバーと、2.4GHzワイヤレス接続に対応する別体のサブウーファーで構成。立体音響のDolby Atmosに対応し、映画館のような没入感の高いサウンドを楽しめるという。他にも、7.1chまでのPCM音源や、Dolby TrueHD、Dolby Digital Plus、Dolby Digital、AACに対応する。
サウンドバー本体は、48×90mmのレーストラック形ウーファー2基と、30mm径ツイーター2基を搭載した2ウェイ構成で、出力は90W×2ch。大口径16cm径で200W出力のサブウーファーと組み合わせると、最大出力は380Wとなる。
「映画」や「音楽」「ニュース」といった3つのサウンドモードに加え、低音を増強する「バスブースト」機能を装備。再生するコンテンツや時間帯に応じて柔軟にサウンドをカスタマイズできる。また、新開発の「ボイスモード」を備え、音声信号の中から人間の声の成分を解析・抽出することで、トーク番組やドラマなどの人の声を小音量でも聞き取りやすくした。
HDMI入出力を各1系統備え、HDMI入力は著作権保護技術のHDCP 2.3をサポート。4K/HDR対応で、Dolby VisionとHDR10+のパススルーにも対応する。HDMI出力は、テレビの音声をHDMIケーブル1本で伝送できるARC(オーディオリターンチャンネル)の上位機能「eARC」に対応し、Dolby Atmosなどの音声を対応テレビからサウンドバーへHDMIケーブル1本で伝送できる。
このほか、光デジタル入力を装備。Bluetooth対応で、手持ちのスマートフォンなどの音楽をワイヤレス再生することもできる。
周波数特性は40Hz~20kHz。SN比は75dB。本体サイズ/重さは、サウンドバーが約900×62×67mm/約1.9kg、サブウーファーが約200×409×280mm/約5.6kg。リモコンやサブウーファー用オーディオケーブル、電源ケーブル、壁掛け金具などが付属する。