米Microsoftが「Windows 11」の正式版を2021年10月5日にリリースすると発表したが、話題の機能の1つであるAndroidアプリの動作サポートはリリース時のビルドに含まれず、後日アップデートで提供されることになる。
x86ベースのデバイスでアプリケーションをネイティブ実行できるようにするランタイムポストコンパイラ「Intel Bridge Technology」を用いて、MicrosoftはWindows 11上でAndroidアプリを利用できるようにする計画だ。同機能ではAmazonとも提携し、AmazonのApp Storeに登録されているAndroidアプリをMicrosoft Storeで検索して簡単に入手できるようにする。
Androidアプリ対応はWindowsユーザーの生産性を向上させる機能の1つとして注目されているが、6月に提供が始まったWindows 11のInsider Preview版にまだ同機能は含まれていない。8月31日(米国時間)に公式ブログに投稿された「Windows 11 available on October 5」によると、数カ月中にInsider Previewでのテストを開始する予定。正式版への追加は2022年になる可能性が高い。