ローランドは、BOSSブランドより世界初のワイヤレスMIDIエクスプレッションペダル「EV-1-WL」を2021年9月に発売する。市場想定価格は16,500円前後。
「EV-1-WL」は、世界初を謳うワイヤレスのMIDIエクスプレッションペダル。Bluetooth/USB/TRS MIDIの3種類で接続でき、ペダルの操作に連動したMIDIのコントロールチェンジ信号を送信することで、楽器の音色変化や割り当てた機能を足元で操作できるようになる。
同時発売予定のエレクトロニック・ギター「EURUS GS-1」のピッチベンド(音の高さの変化)やフィルター(音色の変化)などの制御ができるほか、ヘッドホン型のギターアンプシステム「WAZA-AIR」と組み合わせて、内蔵エフェクトのコントロールやフットスイッチを追加してのメモリーの切り替えなどが足元で行える。ローランドのワイヤレスMIDIアダプター「WM-1」を取り付けた電子楽器やMIDI機器との連携も可能だ。
USBやTRS MIDIケーブル経由でのワイヤード接続も可能となっており、USB接続の際は専用ドライバーのインストールの必要なく利用できる。本体は単三型アルカリ電池2本で駆動するが、DC IN端子も装備しており、別売のACアダプター「PSA-100」からの給電も行える。
ペダル、つま先部のスイッチ、接続した外部フットスイッチ(最大2台)のコントロールチェンジの割り当てをカスタマイズできるエディターアプリ(iOS/Android対応)を用意しているので、ペダル操作時の動作や、スイッチの効き方なども、好みの設定に調節できるようになっている。
サイズはW87×H62×D200mmで、質量は600g(電池含まず)。本体のほか、単三型アルカリ電池2本などが付属する。