2021年6月にサービス提供開始1周年を迎え、勢いの止まらないタクティカルFPS『VALORANT』。6月23日にはEpisode3のロールアウトを予定しており、これに伴って新エージェント『KAY/O』が発表されました。武器の価格やキャラ調整なども行われる予定で、ゲーム環境が大きく変化していきそう。詳細なアップデート内容についてはリリースノートに譲るとしまして、ここではアップデートに先駆けて行われた体験会で試用した新エージェント『KAY/O』について紹介します。

  • Episode3 Act1『リフレクション』 - 6月23日提供予定

新エージェント『KAY/O』登場!

『KAY/O』は、「レディアントの制圧を目的として作られた戦闘兵器」というバックグランドを備えた新エージェントです。近未来的なロボットのような外見ですが、アビリティ構成はかなりクラシック。「従来のFPSプレイヤーが慣れ親しんだもの」を主軸に、より直感的でFPSゲームの基本に立ち返るようなキャラクターを目標に開発したとのことです。

  • 16人めのエージェント『KAY/O』。イニシエーターです

  • 「サプレッションブレード」を投げつけ、敵に「抑制」状態を付加する『ゼロ//ポイント(E)』。抑制状態になるとアビリティが使えなくなります。さらに索敵能力も搭載しており、範囲内の敵エージェントが誰なのか知ることも可能。経時回復するタイプで、クールタイムは40秒です

  • 投てき型フラッシュバン『フラッシュ//ドライブ(Q)』。コストは250です

  • “モロトフ”を投てきする『フラグ//メント(C)』。コストは200で、投げると着弾地点から4回爆発を引き起こします

アルティメットは戦闘能力を引き上げる『ヌル//コマンド(X)』。自分を中心にパルスを発生させ、周囲の敵を抑制状態に追い込むほか、KAY/O自身の戦闘能力も向上。射撃や武器取り出しが高速化する、いわゆるコンバットスティム状態になります。さらにアルティメット発動中に撃ち倒されるとダウン状態に移行する高タフネス仕様に。15秒以内に味方が蘇生することで、再度戦闘に復帰できるようになります。

  • 『ヌル//コマンド(X)』発動!! 戦闘能力が向上し、さらに自分の周囲にいる敵に抑制状態を付加します

  • アルティメット状態のKAY/Oを倒すとダウン状態に。全く動けなくなり、カメラも正面に固定されますが、体力が850まで回復して15秒持ちこたえることができます。戦闘中に確定キルを取りに行くのはけっこう大変かも

  • ラウンド勝利後に起こしてあげることで、クレジットをセーブできます

アビリティはとてもシンプルで、使いこなしに複雑な技術は必要ありませんでした。フラッシュバンはクリアリングに便利で、モロトフを使えば敵の進行を食い止めることも可能。しかもEキーの『ゼロ//ポイント』で発動できる抑制状態なら、ジェットやレイズの高速エントリーすら拒否できそうです。アルティメットも強力で汎用性が高く、使い所を選ばなさそうな印象を受けました。

  • 武器の値段が変わっており、スキルにも多数調整が加えられていました

余談ですが、筆者がVALORANTの先行体験会に参加するのはこれが初めて。今回は配信者向け解禁スケジュールが前倒しになっていたこともあり、体験会はなんと配信者の方々が主催するカスタムゲームがメインイベントに。参加しやすい空気づくりに尽力されており、筆者もなんとか参加して『KAY/O』についてしっかりとチェックすることができました。カスタムゲームはとても和気あいあいとしたもので、仕様確認や実戦での強さなどを体験することができてよかったです。

  • カスタムゲームでは全員で『KAY/O』を選択するという一幕も。フラッシュが飛び交い、モロトフがあちこちで爆発。アビリティが使えたり使えなかったりして、早朝のような深夜でしたがかなり盛り上がりました

VALORANTはWindows 7 / 8.1 / 10向けに提供中。今回登場した新エージェント『KAY/O』が実装されるEpisode3 Act1は、6月23日から配信予定です。

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