シチズン時計は、6月10日が“時の記念日”であることにちなみ、オンラインで時計にまつわる体験ができるバーチャル空間「シチズン タイムレス シティ」を同日公開した。PCやスマートフォンなどのWebブラウザからアクセスできる。
「シチズン タイムレス・シティ」は、腕時計の魅力に触れ、ワクワクできる体験を提案するバーチャル空間上の街。街の名称「タイムレス」は“時を超えた”という意味で、「過去」「現在」「未来」を超えた世界の情景を、本物の街のような質感で表現した。街は実際の時間流れとリンクして変化し、そのときどきの景色を楽しめる。
6月10日にコンテンツ第一弾として、ブランドの世界観を360度空間で体感できる「コンセプトラウンジ」、シチズンを代表する歴代の腕時計が見られる「ミュージアム」、動画コンテンツを楽める「ライブスペース」を開設。1μm単位の調整が必要な腕時計づくりのこだわりを活かし、建物や道路をはじめ街の細部の質感も再現したという。
コンテンツは随時追加、拡張していき、2021年秋には実際に店舗に訪れているような体験ができる「ブティック」が加わる予定。
時の記念日は、一般社団法人日本時計協会によると、文部省の外郭団体である生活改善同盟からの提唱を受け、1920年(大正9年)に制定されたものという。