エムピートレーディングは、JPRiDE(ジェイピーライド)ブランドの完全ワイヤレスイヤホン2製品を6月4日に発売した。価格はオープンプライス。店頭価格は、音質や通話品質を追求した「Premium TWS-520 MK2」が7,000円前後、エントリー向け「TWS-335」が3,500円前後を見込む。

  • Premium TWS-520 MK2

  • TWS-335

Premium TWS-520 MK2

「ハイブランドの音質を低価格で」をコンセプトに掲げる同ブランドの中で、ワンランク上のクオリティを目指したPremiumシリーズの新製品。「ガジェットではない音質を追求したオーディオグレードモデル」を謳う。

振動板やコイルにハイエンドなマテリアルを使った、独⾃開発の6mm径ダイナミック型ドライバーを搭載。不要な振動を抑える⾼剛性ハウジングを採⽤するなど、アコースティック機構にこだわった。サウンドの特徴については「重厚な重低⾳と透明感の⾼い中⾼⾳がバランスよく同居し、マスタリングを⾏なったクリエイターの意図を忠実に再現可能」としている。Bluetooth 5.0準拠で、高音質コーデックのAACとaptXもサポートする。

通話品質も強化。⽚側2基、左右合計で4基のマイクを搭載し、近距離と遠距離で検出した⾳声を分析して通話時のノイズを抑え、クリアな音声を相手に伝えるという「ENCノイズリダクション」を装備している。最⼤-35dBのノイズ除去が可能で、「cVcノイズキャンセリング機能などよりもワンランク上の性能」としており、スマホの通話やPCを使ったWeb会議などもサポートするとのこと。

  • Premium TWS-520 MK2を装着したところ

4mm径のステムと収納部に余裕のあるケース設計を採⽤。多様なイヤーピースを装着できるようにし、好みの音質や装着感を追求できるという。イヤホン本体はIPX5防水対応。イヤホン本体に触れて各種操作が行えるタッチコントロールや自動ペアリング機能も備える。

連続再生時間はイヤホン単体で最大6時間、充電ケースと組み合わせて25時間。充電用端子はUSB Type-C。重さはイヤホンが片側約4g、充電ケースは約40g。イヤーピース、充電ケーブル(USB-C to A)などが付属する。

TWS-335

本体サイズ約18×12×23mm(幅×奥行き×高さ)、重さ約4.5g(イヤホン片側)のコンパクトで軽量なエントリー向け完全ワイヤレスイヤホン。コストパフォーマンスや、「⽇本のユーザーに快適さを感じてもらえる⾼い装着感」を追求したという。

7mm径のダイナミック型ドライバーを採用し、Bluetooth 5.0準拠でAACコーデックにも対応。「存在感はありながらも他の帯域をスポイルしない量感ある低⾳と、エッジのあるドライな中⾼⾳の絶妙なバランス」のサウンドにチューニングしており、幅広いジャンルの⾳楽や動画などソースを選ばず楽しめるとする。

  • TWS-335を装着したところ

接続の安定性や再⽣時間の向上のため、周囲の電波状況や左右のイヤホンの電池残量に応じて、左右イヤホンが⾃動で親機に切り替わる「マスター・スレーブ動的スイッチ機能」を搭載。左右イヤホンのどちらかを単独で使うといったこともできる。イヤホン本体はIPX5防水対応。通話⽤ノイズキャンセリング機能や、タッチコントロール、自動ペアリング機能も備える。

連続再生時間はイヤホン単体で最大5時間、充電ケースと組み合わせて20時間。充電用端子はUSB Type-C。充電ケース単体の重さは約27g。イヤーピースや充電ケーブル(USB-C to A)などが付属する。