パナソニックは5月25日、Lマウントの大口径標準レンズ「LUMIX S 50mm F1.8」を発表した。価格は59,400円。6月25日より発売する。
フルサイズミラーレスカメラ「LUMIX S」シリーズ用の交換レンズで、「F1.8単焦点」シリーズの第2弾となるモデル。焦点距離は50mmで、スナップショットや美しいボケ味を活かしたポートレート撮影などが楽しめる。
レンズ構成は8群9枚(非球面レンズ3枚、EDレンズ1枚、UHRレンズ1枚)。開放F値をシリーズ全体でF1.8に統一しており、同シリーズの別レンズに交換しても描写の違いが少なく、作品に統一感を持たせられる。
駆動部には、高速/高精度なAFと静粛性を両立するリニアモーターを採用。動画撮影時でもフォーカスの駆動音が気にならない。MF時は、リニアとノンリニアをカメラ本体から切り替えることで、リニア選択時のフォーカスリングの回転角度を変更可能。フォーカス駆動量が調整できるので、直感的で細かなピント送りが可能となっている。
主な仕様は以下の通り。
- 最大絞り: F1.8
- 最小絞り: F22
- 絞り羽枚数: 9枚(円形虹彩絞り)
- 撮影可能範囲: 0.45m~∞(撮像面から)
- 最大撮影倍率: 0.14倍
- フィルター系: 67mm
- 最大径: 約73.6mm
- 長さ: 約82mm
- 重さ: 約300g(レンズフード、レンズキャップ、レンズリアキャップ含まず)