プレシードジャパンは、ロックバンド「凛として時雨」のドラマー・ピエール中野とコラボレーションした、ネックバンド型の“セミワイヤレスイヤホン”「WE-BD21d-pnk」を5月31日に発売する。価格は13,750円。予約受付を5⽉21⽇10時より開始する。
ピエール中野とAVIOTのコラボモデル第4弾。片側3基のドライバーを搭載したハイブリッドタイプのネックバンド型ワイヤレスイヤホン「WE-BD21d」(レビュー記事)をベースに、ピエール中野がみずから⾳質、仕様、デザインまでを監修している。
ベースモデルと同じく、3基のドライバー(8.6mm径ダイナミック型×1、バランスド・アーマチュア×2)からなる「DBA Hybrid Driver」を搭載。ピエール中野⽒が周波数特性を分析した上で、0.1dB単位で⼊念にチューニングし、「ハイスピードで位相ズレが無く沈み込むような深いベースと、ボーカルが中央でスッと定位する、⽢い⾊気のあるサウンド」に仕上げた。
また、ピエール中野のアドバイスにより、ホワイトノイズの低減にも取り組み、ピアニッシモの静寂がノイズに邪魔されないよう、聴感上のSN⽐も向上させたという。
通話品質を向上させるためにKnowles製の⾼品位マイクを新たに搭載。クリアなハンズフリー通話が行えるよう⾳声品質を向上させ、テレワークや⾳声SNS、YouTubeなどのライブ配信で活用できるとする。
Bluetooth 5.0に準拠し、完全ワイヤレスイヤホンの場合はアンテナとなるケーブルがないために対応が難しいという高音質コーデックaptX HDに対応。SBC、AAC、aptXもサポートする。最大10台までのマルチペアリングと、2台のマルチポイント接続に対応する。
本体には⾼い耐久性をもち、外来ノイズの影響も抑えるジュラルミン製の外装を採用。ゴールドとブラックを基調としたカラーリングを施し、⾸から下げるとファッションアイテムの⼀部として⾒えるようなデザインにアップデート。左側イヤホンにはオリジナルロゴを刻印した。
左右のイヤホンを繋ぐケーブルには、新たに無酸素銅(OFC)を使⽤。アウトレイヤーには特殊な樹脂加⼯を施し、洋服や髪の⽑などへの引っかかりによって起こるタッチノイズを軽減させた。
連続再生時間は13時間(aptXでの接続時は2時間〜3時間ほど短くなる)。最大通話時間は約11時間。バッテリはケーブル部分ではなく、イヤホン本体に内蔵している。充電端子はUSB type-C(従来はmicro USB)。IPX5防水に対応する。重さは約13g。
イヤーピースはシリコン素材とウレタンフォームのものに加え、先端部分に切り込みを⼊れて外⾳を取り込みつつ⾳楽も聞けるという低遮⾳デザインの3種類を同梱。ブラック / ボルドーのイヤーウイングや、オリジナルポーチも付属する。
ピエール中野⽒コメント
セミワイヤレスイヤホンでこの⾳質は他にはないのでは、という名作ができました。⼤満⾜です。
そもそもAVIOTとの出会いはTE-D01dですが、コラボをするきっかけになったのはWE-BD21d、という思い⼊れもあるモデル。WE-BD21dのクオリティが⾼いので、そこから⾊々変えていくのに悩みましたが、マイクやケーブルの変更、⾳質⾯での強化などをすることにより、想像をはるかに超えてきました。無線ピヤホン3(TE-BD21j-pnk)は出来たときガッツポーズがでましたが、今回も「名作ができました!」と思わず連絡してしまいました(笑)
セミワイヤレスをプロデュースしてください、という要望も多数いただいていましたので、今回、その期待に応えられたのではないかと思います。多くの⽅に体験していただきたいです。