EARINは、オープンデザインの完全ワイヤレスイヤホン「A-3」を海外で1月25日に発売する。直販価格は199ドル。カラーはシルバーとブラックの2色。

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    A-3(シルバー)

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    A-3(ブラック)

2015年に初代「EARIN」(後にEARIN M-1に名称変更)を発売し、完全ワイヤレスイヤホンの先駆者的なメーカーとして知られるスウェーデンEARINの第3世代モデル。

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A-3は新たにイヤーチップのないオープンデザインを採用し、14.3mmのカスタムダイナミックドライバーを搭載(従来機M-1・M-2はバランスド・アーマチュアユニット搭載)。「世界最小かつ最軽量」とアピールしている。

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    イヤーチップのないオープンデザイン

特許を取得した自動配置認識技術により、左右イヤホンの区別なく使うことができるという。また、片側イヤホンのみで使えるMONOモードを備え、友人と音楽を共有して聞くといった使い方もできるとのこと。

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    装着イメージ

クアルコム「QCC5121 MCU」を搭載し、Bluetooth 5.0に準拠。対応コーデックはSBC/AAC/aptX/aptX LL(Low Latency)。対応スマホと組み合わせて左右イヤホンにそれぞれデータを伝送する「TrueWireless Stereo Plus(TWS+)」もサポートする。

イヤホンの形状は人間工学に基づいて設計されており、IP52相当の防塵防水に対応。操作用のタッチインタフェースのほか、パッシブノイズおよび風切り音を低減するアルゴリズムや、4基のマイク(Knowles製マイク2基+音声ピックアップユニット2基)を備える。耳を検出する近接センサーや、充電ケースを検出するホールセンサーも装備している。

連続再生時間はイヤホン単体で最大5時間で、付属のアルミ製充電ケースと組み合わせると最大30時間聞ける。5分以上使わないと自動スタンバイする機能を備えている。充電ケースはUSB-C充電とワイヤレス充電に対応する。

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    アルミ製充電ケースに収めたところ