HIKKYは、2020年8月13日から16日の4日間、バーチャルリアリティ(VR)空間上にて、同人誌即売会「ComicVket 1」(コミックブイケット ワン)と、同人音楽即売会「MusicVket 1」(ミュージックブイケット ワン)の同時開催を決定した。6月1日から出展申し込みの受付を開始する。

  • 「ComicVket 1」

ComicVketとは、バーチャル空間上で行われる同人誌即売会。実際にVR上で各ブースを巡りながら、同人誌を買ったり、参加者同士で交流したりできる。VR機器はもちろん、スマホやPCからも来場可能だ。

作品は、「電子書籍ダウンロード販売」または「紙の本の通販」の形で購入。ブースで見本誌を見て、気に入ったものを各販売サイトに飛んで購入する仕組みだ。2020年4月10日から12日に「ComicVket 0」として実施したテスト開催では、延べ約2万5千人が参加したという。

「ComicVket 1」の参加サークルは、400ほどを予定。対象作品は全年齢のみ。「VRChat」や「cluster」、「STYLY」から好きなプラットフォームを選んで参加する。

  • 「ComicVket 0」の会場風景

  • 「ComicVket 0」のブースの様子

MusicVketは、バーチャル上の同人音楽即売会。VR空間上に会場(ワールド)を設置し、音楽を出展できる個人ブースを設営する。ブースでは、ボタンを押すと、目の前に音を可視化できるイメージ映像が浮かび上がり、音楽を視聴できる。

楽曲は、販売サイトに飛んで「楽曲データダウンロード販売」または「CDの通販」の形で購入。VR機器はもちろんスマホやPCからも来場可能だ。

「MusicVket 1」の参加サークルは、30ほどを予定。対象作品はオリジナル楽曲のみ。「ComicVket 1」と同様に、「VRChat」や「cluster」、「STYLY」から好きなプラットフォームを選んで参加する。

  • 「MusicVket 1」

  • 楽曲視聴ブースイメージ