レノボは9月5日(現地時間)、独ベルリンで開催の家電見本市「IFA 2019」にあわせ、新たな戦略「Smarter Technology for All」を発表。スマートホーム、PC、AR、モバイルといった製品群の新製品を発表しました。その中で、ビジネス向けノートPCとして「ThinkBook」シリーズの新製品(2モデル)が登場しています。

ThinkBookは、同社のビジネス向けPCの中で中小企業向けの製品です。プレミアムラインとしては「ThinkPad」シリーズがあり、より低価格でコストパフォーマンスに優れたモデルとして追加されたのがThinkBookシリーズです。

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    ThinkBookは、中小企業向けかつミレニアル世代とZ世代の双方に向けた製品。ビジネスの現場に求められるスペックと、従業員が求める要望を満たすことを目指しています

新たに投入されるのが「ThinkBook 14」「ThinkBook 15」の2製品です。また、既存のThinkBook 13s、ThinkBook 14sは、新たに第10世代Intel Coreプロセッサを搭載するリフレッシュも行われています。

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    ThinkBook 14

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    ThinkBook 15

第10世代Intel Coreプロセッサ、PCIe接続のSSD、DDR4メモリ、Wi-Fi6の無線LANなどの高いパフォーマンスに加えて、指紋センサーが一体となった電源ボタンとWebカメラのシャッターにより、セキュリティとプライバシーを両立といった点もアピールポイント。中小企業でも扱いやすい製品に仕上げるとともに、ミレニアル世代やZ世代向けにデザイン性を高めて、仕事のモチベーションも高めるとしています。

欧米での発売日は、ThinkBook 14が9月で価格は675ユーロから、ThinkBook 15も9月で価格は665ユーロから。リフレッシュ版のThinkBook 13sは11月発売で729ユーロから、同ThinkBook 14sは11月発売で749ユーロからとなっています。