フィッシング対策協議会は6月5日、ゆうちょ銀行をかたるフィッシングメールに注意を喚起した。メールの件名は「『ゆうちょ認証アプリ』による本人認証サービス開始」などで、口座のシステムをバージョンアップしたなどとして、本文に記載したフィッシングURLからのログインを促す内容だ。

こうしたフィッシングサイトでクレジットカード情報や個人情報を入力すると、サイバー犯罪者に盗まれ、悪用される恐れがある。同協議会では、フィッシングサイトでお客様番号や合言葉などの情報を入力しないよう強く呼びかけている。

  • メール本文の例(フィッシング対策協議会のWebサイトより)

確認されているフィッシングサイトのURLは、「https://www.teno●●●●.com/」「https://www.lium●●●●.com/」「https://www.uibi●●●●.com/」など。

6月5日13時時点でフィッシングサイトは稼働中。同協議会ではサイト閉鎖のための調査を依頼しているが、類似のフィッシングサイトが公開される可能性もあるとして、注意を促している。