カシオ計算機は3月20日、スイスのバーゼルで開幕を迎えた時計と装飾の祭典「BASELWORLD 2019」に合わせて、G-SHOCK MASTER OF Gシリーズ「MUDMASTER(マッドマスター)」から、新モデル「GG-B100」を発表した。日本では2019年7月に、税別45,000円で発売される予定だ。

  • G-SHOCK MASTER OF G MUDMASTER「GG-B100」

    G-SHOCK MASTER OF G MUDMASTER「GG-B100」

MUDMASTERは、陸上での過酷な環境で役立つ防塵・防泥構造を備えたモデル。今回の新モデルでは、2019年のG-SHOCKにおけるトレンドのひとつ、カーボン素材を採用している。軽量かつ高剛性のカーボンを生かした新開発の「カーボンコアガード構造」を身にまとい、重さ約92gという軽量化も実現した。ボタンガードのない外装デザインが特徴的で、ケースのほかベゼルと裏ぶたにもカーボンを用いている。

ケースとボタンの間には、泥の侵入を防ぐフィルターを装備。こちらも新しい防塵・防泥構造となり、高い気密性を保っている。

  • G-SHOCK MASTER OF G MUDMASTER「GG-B100」

    裏ぶたは、気密性を保持するステンレス製バックパネルと、衝撃に強いガラス繊維を入れ込んだファインレジンという二重構造。ガソリン携行缶をイメージしたデザインだ

内蔵センサーによって、方位、気圧・高度、温度を高い精度で計測可能。さらに、加速度センサーによって歩数を計測できる。高度と歩数の計測値から、昇降を加味した消費カロリーを算出する機能もある。

スマートフォンとBluetoothでつながる「モバイルリンク機能」にも対応。スマートフォンアプリを使って、消費カロリーを管理したり、時刻修正などが行える。GG-B100で取得した高度と、スマートフォンのGPS機能で取得した経路をリンクさせて、アプリ上に自動記録したりと、陸上での活動をサポートする。