Core X向けの安価なマイクロATXマザー

ASRockの「X299M Extreme4」は、Core X向けとしてはレアなマイクロATXマザーボード。メモリは4スロットとなるものの、11フェーズ電源などハイエンドな構成はATX版の「X299 Extreme4」から引き継いでおり、コンパクトで強力なマシンを組むには良いだろう。価格は32,500円前後と、Core X向けとしては安価なのも魅力。

  • ASRockの「X299M Extreme4」。かなりレアなCore X向けのマイクロATXマザー

  • 基板は、メモリの横にM.2スロットがあるという、やや変わったレイアウト

マイクロATXながら、Intel製のデュアルGbEや、デュアルM.2スロットなどを搭載。Core X向けのマイクロATXモデルは他社製もあったが、この製品はローエンドの16レーンCPUにも対応しており、価格を重視する向きにも良い選択肢となりそうだ。

連動ケーブル付きのマイニングマザー

GIGABYTEの「GA-B250-FinTech」は、名前から分かるように、マイニング向けのマザーボードである。マイニング向けの製品は各社から出ているが、拡張スロットが様々な方法でびっしり並んでいて、変態マザーの見本市のような状況。この製品は拡張スロットを2列で並べることで、12スロットを実現している。価格は17,000円前後。

  • GIGABYTEの「GA-B250-FinTech」。B250なのでCPUは第7世代Coreに対応

  • 拡張スロットの数は12。通常のPCI Express x16スロットも用意されている

多数のグラフィックスカードを利用する場合、電源ユニットも複数台必要となるが、この製品には、購入特典として3台用の電源連動ケーブルが付属。そのほかケース無しでも利用しやすいように、電源・リセットボタンを搭載した基板も同梱されている。

  • バックパネルには、DVI出力やUSB3.1(Gen1)×4などもあり、普通に使えそう

  • 購入特典として、この2つが付属。別途購入しなくて良いのでお得だ