読売テレビ主催のお笑いコンテスト『漫才Loversスペシャル 第7回漫才新人賞決定戦』(25日15:00~17:30 ※関西ローカル)の会見が6日、大阪市内の同局で行われ、本戦に出場する6組の若手コンビが出席した。

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    前列左から マユリカ(阪本・中谷)、ネイビーズアフロ(皆川・はじり)、霜降り明星(せいや・粗品) / 後列左から ロングコートダディ(堂前透・兎)、ニッポンの社長(辻・ケツ)、プリマ旦那(野村尚平・河野良祐)

昨年7月から今年1月にかけて行われた3回の予選ラウンドをへて本戦に駒を進めたのは、ニッポンの社長、マユリカ、プリマ旦那、ネイビーズアフロ、霜降り明星、ロングコートダディ(以上、本戦ネタ披露順)。本戦出場4回目のプリマ旦那をのぞく5組は、すべて初出場となる。

芸歴10年目のプリマ旦那は、大会の出場規定「芸歴10年以内」のラストイヤーにあたるとあって気合い十分。野村尚平は「後輩と戦えるのはありがたいこと。先輩の意地で横綱相撲をとりたい」と語り、相方の河野良祐は「ラストイヤーに優勝して大会を卒業したい」と意気込んだ。

そんな先輩に宣戦布告するのは、芸歴7年目の霜降り明星。昨年の『M-1グランプリ』では準決勝進出、フジテレビ系のバラエティ番組『AI-TV』にレギュラー出演するなど目覚ましい活躍の勢いに乗り、せいやは「ラストイヤーで優勝するめちゃめちゃドラマチックな筋書きを無視して後輩がぶん獲りたい」と奮起した。

さらに、ネイビーズアフロ・皆川が「霜降り明星とロケに行った先にいた大学生が、霜降り明星にしか握手を求めなかった」と屈辱のエピソードを明かし、「あの大学生に『なぜネイビーズアフロと握手しなかったんだろう』と思わせたい」と"打倒・霜降り"を誓うなど、悲願の優勝をめぐって舌戦を繰り広げた。

一方、思わぬネタで記者の質問攻めに遭ったのは霜降り明星・粗品。先ごろ、フジ系『さんまのお笑い向上委員会』で、ブレイク中の後輩・ゆりやんレトリィバァが恋い焦がれる"片思いの相手"として名前が挙がったことから、「ゆりやんの活躍は刺激になっている?」など2人の仲を探る質問が殺到した。

粗品は「劇場の楽屋でずっと僕に付いてくるんです」とゆりやんの猛烈アタックの様子を明かしたものの、「きっぱりと普通の後輩やと思ってます」と自身にその気はないことを強調。「でも、もう僕のことは好きじゃないと言ってました。別の好きな人ができたらしいので、それは本人に聞いてください!」と、ゆりやんの心変わりまで説明するはめになり、困惑しきりだった。