インディータイトルであったり、日本ではイマイチ知名度がなかったりするタイトルを、筆者の個人的な趣味でピックアップする。

・Undertale - 50%オフの490円

  • ほぼひとりで開発したというだけに、作家性が非常に現れている

    ほぼひとりで開発したというだけに、作家性が非常に現れている。公式で日本語化される前から、根強いファンがいたことでも有名

インディーズゲームながら驚異的なヒット作となったRPG。見下ろし型の懐かしい感じも受ける画面構成だが、戦闘ではモンスターと戦うだけでなく、交渉したり見逃したりといった行動が行なえる。メタ的な要素や独特の台詞回しなどが、ファンを惹きつけた。

・Orcs Must Die! 2 - 80%オフの810円

  • 罠を駆使してオークどもから砦を守れ

    罠を駆使してオークどもから砦を守れ

砦にわらわらとやってくるオークやコボルトなどの大群を、トラップを駆使して撃退していくタワーディフェンスアクション。話のつながりはあるもののそれほど気にしなくて良いが、前作「Orcs Must Die!」も同時に75%オフの245円となっているので、シリーズ物は最初からという人はそちらもどうぞ。1と2と全てのDLCがバンドルされた「Orcs Must Die! Franchise Pack」もあり、こちらは80%オフの810円。

・Depth - 75%オフの495円

  • このゲームならサメの恐怖を本格的に味わえる

    サメというと最近は映画でネタにされてばかりであるが、このゲームならサメの恐怖を本格的に味わえる。さらにはサメとして恐怖を与えることも可能

サメだ! とはいえ、このサメは竜巻に巻き上げられて空を飛んだり、ゾンビになったり、地中を潜ってきたりはしないのでご安心を。まあサメは普通に海中にいるだけでも恐怖なわけですが。

プレイヤーはサメかダイバーとなり、ステルス、チームワークなどを駆使して、相手を追い詰める。登場するサメは、大型ザメ、イタチザメ、シュモクザメなどのほか、メガドロンも!

・Project Nimbus - 25%オフの1,537円

  • 男の人ってこういうのが好きなんでしょう? と言わんばかりのロボットシューティング

    男の人ってこういうのが好きなんでしょう? と言わんばかりのロボットシューティング。女性も好きかもしれないが自分は男なのでわからないため名言しません

タイ生まれの高速ロボットシューティングアクション。日本のアニメ・ゲームにインスパイアされているとのことで、いい意味でどこかで見たような演出が多数出てくる。さらに日本語版のキャラクターボイスには、名塚佳織氏、藤原啓治氏、小清水亜美氏など、有名声優がずらりと並んでいる。

・INSIDE - 50%オフの990円

  • テキストの存在しない雰囲気ゲー

    テキストの存在しない雰囲気ゲー。じわじわと近づいてくる恐怖感がとてもダークでよい

黒を基調にした美しいビジュアルと、ミステリアスな雰囲気がプレイヤーを引き込む横スクロールタイプのパズルアドベンチャー。テキストメッセージは存在せず、プレイヤーは見たままのものを自分で解釈していくことになる。謎の研究施設で、少年は何を見て、何に巻き込まれていくのか。

・The Long Dark - 75%オフの870円

  • 過酷な世界を孤独に生き抜くサバイバルを体験できる。飢えと渇きだけが友達さ

    過酷な世界を孤独に生き抜くサバイバルを体験できる。飢えと渇きだけが友達さ

このゲーム中で最大の敵は、寒さだ。極寒の荒野で、主人公がサバイバルをして生き抜くことが目的のサンドボックスゲーム。プレイヤーは思考力を駆使し、生きるために水と栄養を求めて冒険を繰り広げる。派手な内容ではないが、じっくりとやりこんでしまう魅力がある。

・Aragami - 46%オフの1,609円

  • 忍者、というかニンジャゲーム

    忍者、というかニンジャゲーム。隠密行動が重要になることを実感できる

主人公は忍者「アラガミ」。光の軍「カイホウ」と戦う謎の少女によって召喚された復讐のための存在である。プレイヤーはこのアラガミとなり、影から影へと飛び移れる特殊能力などを駆使して、カイホウと戦いを繰り広げていくアクションアドベンチャー。敵を殺すだけでなく、ステルス能力で回避するといったことも可能である。

・Detention - 50%オフの590円

  • 正直スクリーンショットだけで結構怖い

    正直スクリーンショットだけで結構怖い。知っているようで知らない台湾の文化が、面白みと恐怖感を高めてくれる

1960年代の台湾の学校という、ゲームではあまり馴染みのない環境を舞台にした2Dタイプのホラーアドベンチャー。謎めいたシナリオと独特のグラフィックだけでなく、台湾ならではの文化が所々に出てくるのも面白い。

・2064: Read Only Memories - 20%オフの1,584円

  • 描かれているテーマは人間と機械の境界線

    レトロな作りではあるが、描かれているテーマは人間と機械の境界線というサイバーパンクらしいものだ

人類が高度なサイバネティクス化や遺伝子操作技術、さらには自立思考型型AIまでを手に入れた2064年のNEOサンフランシスコが舞台となる、サイバーパンクアドベンチャーゲーム。

人と機械の境界が曖昧になった世界で、主人公はなにを見つけるのか。レトロな味わいの雰囲気とインタフェースは、制作者たちが「メガゾーン23」、「スナッチャー」、「ファイナルファンタジーVII」といったタイトルから影響を受けたモノだという。

・VA-11 Hall-A: Cyberpunk Bartender Action - 34%オフの990円

  • 非常に斬新なシステム

    バーテンダーとして、どういったドリンクを提供するかによって物語が変化するというのは、非常に斬新なシステムではないだろうか

「VA-11 Hall-A」はヴァルハラと読み、ゲーム内にあるバーの店名である。荒廃しディストピアとなったこの世界で、プレイヤーはヴァルハラのバーテンダーとして客たちと会話することで世界を知り、さらに提供するドリンクによって物語が変化していく。

こちらもサイバーパンクをテーマにしており、さらにレトロな雰囲気を持っているが、「2064: Read Only Memories」と似ている。

他にも素晴らしいゲーム揃い

上に挙げた20タイトル以外にも、宇宙船制作シミュレーション「Kerbal Space Program」や、神話をベースにしたRTSの名作「Age of Mythology: Extended Edition」、パズルアクション「Portal 2」、FPSの名作「DOOM」シリーズなどなど海外作品でもセール品が目白押し。

  • 宇宙開発計画そのものはかなり真面目な「Kerbal Space Program」

    キャラクターはコミカルだが、宇宙開発計画そのものはかなり真面目な「Kerbal Space Program」

さらには、「ダンガンロンパ」シリーズや「The Silver Case」、「Marvel vs. Capcom: Infinite」、「Vanquish」、「STEINS;GATE」といった国内作品も数多くラインナップしている。これだけあれば、どんなプレイヤーでも気に入るゲームが見つかるはずだ。

  • ダンガンロンパも日本語で配信

    「ダンガンロンパ」も日本語テキスト & 日本語ボイス付きで配信中。2もあるよ。可愛いモノトーンのクマが登場する愛と友情の学園推理ゲームだよ! ほんとうだよ!

もうプレイする時間がなくても、とりあえず気になったものは買ってしまったほうがいい。ダウンロード版の積みゲーは、"場所を取らないからいくらでも積める"というとんでもなく素晴らしい利点があるからだ。

では、年末年越しも良いPCゲームライフを!