ASUS JAPANは28日、Chrome OS搭載ノートPC「ASUS Chromebook」シリーズに、コンバーチブル型の「ASUS Chromebook Flip」シリーズを追加した。10.1型/11.6型/12.5型モデルの3製品に、それぞれ個人向け、法人向けの計6モデルを用意する。28日から予約を開始し、発売は8月中旬以降順次。価格はいずれもオープン。店頭予想価格は税別39,800円から。

旧ラインナップの「ASUS Chromebook Flip C100PA」に採用されたFlipタイプを全モデルに適用したシリーズ。Flipタイプは、液晶ディスプレイ部分がヒンジを中心に360度回転し、従来のノートPCスタイルに加えタブレット形状でも使用できる。これにより動画閲覧などでChromebookの活用シーンが広がるとした。

ASUS Chromebook Flip C101PA(10.1型モデル)

ASUS Chromebook Flip C101PA

15.6mm、約900gの重量となる、モバイル性の高いChrome OS搭載ノートPC。本体はアルミ合金素材で、液晶パネルは強度9HのGorilla Glass 3を採用する。店頭予想価格は税別39,800円前後。

個人向けモデルの主な仕様は、CPUがOP1 Hexa-core(Dual A72, Quad A53)、メモリが4GB、ストレージが16GB eMMC、ディスプレイが10.1型ワイド(1,280×800ドット)、光学ドライブが非搭載など。OSはChrome OS。

インタフェースはUSB 3.1(Type-C)×2、USB 2.0×1、microSDカードスロット、マイク/ヘッドホンコンボジャックなど。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN、Bluetooth 4.0。バッテリ駆動時間は約9時間。

本体サイズはW262.8×D182.4×H15.6mm、重量は約900g。

※2017年8月24日追記:初出時に「ASUS Chromebook Flip C101PA」のメモリ容量を2GBとしていましたが、8月24日にメーカーから仕様変更の告知があったため、該当箇所を修正しました。

ASUS Chromebook Flip C213NA(11.6型モデル)

ASUS Chromebook Flip C213NA

米国国防総省の軍用規格MIL規格10項目に準拠した、11.6型のChrome OS搭載ノートPC。堅牢性の高さが特徴で、天板と底面には滑りにくく、指紋がつきにくい加工が施されている。こちらも、液晶パネルは強度9HのGorilla Glass 3を採用。また、動作音がしないファンレス設計となっている。店頭予想価格は税別49,800円前後。

個人向けモデルの主な仕様は、CPUがIntel Celeron N3350(1.10GHz)、メモリが4GB、ストレージが32GB eMMC、ディスプレイが11.6型ワイド(1,366×768ドット)、光学ドライブが非搭載など。OSはChrome OS。

インタフェースはUSB 3.1(Type-C)×2、USB 3.0×1、microSDカードスロット、マイク/ヘッドホンコンボジャックなど。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN、Bluetooth 4.0。バッテリ駆動時間は約12時間。

本体サイズはW307×D199×H20.65mm、重量は約1.26kg。

ASUS Chromebook Flip C302CA(12.5型モデル)

ASUS Chromebook Flip C302CA

Core m3-6Y30プロセッサを搭載した、12.5型のChrome OS搭載ノートPC。個人向けモデルでは4GBメモリを搭載し、上2モデルと比べ負荷のかかる作業や、複数アプリの同時利用などに適している。ボディは金属製で、重量は約1.2kg。店頭予想価格は税別69,800円前後。

個人向けモデルの主な仕様は、CPUがIntel Core m3-6Y30(900MHz)、メモリが4GB、ストレージが64GB eMMC、ディスプレイが12.5型ワイド(1,920×1,080ドット)、光学ドライブが非搭載など。OSはChrome OS。

インタフェースはUSB 3.1(Type-C)×2、microSDカードスロット、マイク/ヘッドホンコンボジャックなど。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN、Bluetooth 4.0。バッテリ駆動時間は約10.2時間。

本体サイズはW304.4×D210.2×H13.7mm、重量は約1.2kg。