最後の出展?! 東芝は新製品発表とアウトレット特価品

東芝ブース。手に持っているのは今回発表されたFlashAirで、Wi-Fi内蔵という従来の特色に加えて、プログラムも可能という製品

CP+2017の会期中に、東芝の半導体部門を「東芝メモリ」として分社化することが発表された。今後の動向は不透明ながら、メモリーカードの性能・機能向上に関しては粛々と行っている印象を受けた。

初日はSDカードの新製品発表会も行われ、UHS-II製品は一層の高速化を実現。Wi-Fi機能を持つFlashAirは4世代目の製品となり、Wi-Fiの大幅な速度アップが図られた。

また、高速データ転送技術のTransferJetに関しては、実際の応用例を紹介していた。新会社の東芝メモリには、今後もメモリメーカーとして活躍を期待したい。

第4世代のFlashAir。メモリも無線部分も高速化され、さらにEye-Fiモードに対応。第2四半期に発売する予定

前世代と転送速度を比較するデモ。公称で2.9倍になったというが、それ以上の速度差だ

初日に発表会も実施。UHS-IIメモリーカードは読み書きともに高速化し、最大256GB製品も登場

FlashAirは容量アップに加えて、SDメモリーカードとしても性能アップ

TransferJetを使ったスポーツコーチング利用のデモ。従来、撮影した動画をパソコンで読み取っていたので指導にラグがあったが、タブレットにTransferJetで転送するため、ほぼその場で指導できるという

CP+2017のアウトレットコーナーにも初出店。「一週間前まで現行製品」だったものも販売しており、CFカードは早々に売り切れ、UHS-IIカードも初日で完売……

バラエティに富んだトランセンドブース

トランセンドといえば、高いコストパフォーマンスと安定性の高品質メモリーカードというイメージなのだが、CP+2017の展示は「CFast2」を使った非圧縮動画カメラでの利用例程度。ここ数年、CP+のトランセンドブースはドライブレコーダーに注力している。単にメモリーカードを扱う企業としてではなく、フラッシュメモリを使った製品全般において、存在感を高めていくのだろう。

ブースでのNANDフラッシュ製品はおおむねパネル展示のみ

インタフェースがシリアル化されて超高速になった「CFast2」を用いた、プロ向けの動画撮影システム「Blackmagic URSA Mini」

Mac向けのメモリーやSSD換装キット、奥に見えるのはウェアラブルカメラ

外付けHDDなど。左はNAS製品だが、日本で発売されるのはまだ先のようだ

ここ数年、CP+やBtoB系イベントのトランセンドブースは、ドライブレコーダーがお約束となっている