電子情報技術産業協会(JEITA)は22日、2016年11月のPC国内出荷実績を発表した。2016年11月のPC出荷台数は、前年同月比100.1%の43.6万台。このうち、デスクトップPCは12万台(同101.1%)、ノートPCは31.6万台(同99.8%)となった。

JEITA発表資料「2016年11月パーソナルコンピュータ国内出荷実績」

11月におけるPC出荷台数は43.6万台。このうち、デスクトップPCは前年比101.1%の12.0万台で、内訳はオールインワン(一体型)が同90.0%の4.0万台、単体(本体のみ)が同107.8%の80万台となった。ノートPCは同99.8%の31.6万台で、内訳はモバイルノートが前年比92.7%の6.6万台、A4型・その他が同101.8%の25.0万台。全出荷台数のうちノートPCが占める割合は72.5%となった。

出荷金額は、前年比97.6%の394億円。このうちデスクトップPCは前年比95.3%の103億円、ノート型は同98.4%の291億円となった。金額は前年を若干下回ったが、台数は10月が113.6%、11月が100.1%と、2カ月連続で前年を上回った。

統計の参加企業は、アップルジャパン、NECパーソナルコンピュータ、セイコーエプソン、東芝クライアントソリューション、パナソニック、日立製作所、富士通、ユニットコム、レノボ・ジャパンの計9社。