サードウェーブデジノスは3日、PascalアーキテクチャベースのハイエンドGPU「NVIDIA TITAN X」を搭載したPCを10月中旬に発売すると発表した。具体的な価格や販売開始時期などについては決定次第、同社のWebサイトで告知するという。

NVIDIA TITAN X

「NVIDIA TITAN X」は、2016年7月にNVIDIAが発表したデスクトップ向けGPU。16nm FinFETプロセスによるGP102コアを採用。CUDAコア数は3,584基、動作クロックはベースが1,417GHz、ブーストが1,531MHz。メモリは384bit接続の12GB GDDR5X、メモリスピードは10Gbps、メモリ帯域幅は480GB/sec。単精度浮動小数点演算性能は11TFLOPSに達する。TDPは250Wで補助電源コネクタは8ピン×1+6ピン×1。

サードウェーブデジノスでは、ゲームやVRコンテンツのプレイ用/開発用、科学技術計算、3DDGレンダリング、4K映像編集といったさまざまな用途に向けて、「NVIDIA TITAN X」搭載PCを複数ラインナップし、順次投入していくとしている。