アスクは20日、NVIDIAの最新ミドルレンジGPU「GeForce GTX 950」を搭載したZOTAC製グラフィックスカード3モデルの取り扱い開始を発表した。20日より順次発売する。店頭予想価格は税別22,950円前後から。

GeForce GTX 950は第2世代MaxwellアーキテクチャをベースしたGPUで、ディスプレイ同期技術である「G-SYNC」をはじめ、フルHDディスプレイ上でも4K相当の精密度を実現する「Dynamic Super Resolution(DSR)」、画質を落とさず負荷の少ないアンチエイリアス技術「Multi Frame sampled Anti-Aliasing(MFAA)」をサポートする。

ZOTAC GeForce GTX 950 AMP Edition

ZOTAC GeForce GTX 950 AMP Edition

ZOTAC GeForce GTX 950 AMP Editionは、新設計の「IceStorm」クーラーを搭載したオーバークロックモデル。

GPUの動作クロックをリファレンススペックのベース:1024MHz、ブースト:1188MHzから、ベース:1204MHz、ブースト:1405MHzへと大幅に引き上げたほか、メモリクロックも6600MHzから7020MHzとオーバークロックしている。

2基の90mmファンと銅製ヒートパイプ、大型のヒートシンクを組み合わせた「IceStorm」クーラーを採用する。また、振動を軽減するファンカバーとバックプレートに加え、アイドル時と低負荷時にファンの動作を止める「FREEZE」テクノロジーに対応し、静音性も備える。

主な仕様は、CUDAコアが768基、ベースクロックが1203MHz、ブーストクロックが1405MHz、メモリが128bit接続のGDDR5 2GB、メモリクロックは7,720MHz、補助電源は6ピン×1、TDPは90W。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力コネクタはDL-DVI-I×1、DL-DVI-D×1、HDMI 2.0×1、DisplayPort 1.2×1。

8月下旬の発売を予定し、店頭予想価格は税別26,880円前後。

ZOTAC GeForce GTX 950 Twin Fan

ZOTAC GeForce GTX 950 Twin Fan

ZOTAC GeForce GTX 950 Twin FanもGPUの動作クロックとメモリクロックを引き上げたオーバークロックモデル。動作クロックはベース:1102MHz、ブースト:1279MHz、メモリクロックは6804MHzまで引き上げている。

2基の80mmファンと銅製ヒートパイプによる熱伝導を行うヒートシンクを組み合わせたオリジナルクーラーを搭載したモデル。アイドル時と低負荷時にファンの動作を止める「FREEZE」テクノロジーに対応する。

主な仕様は、CUDAコアが768基、ベースクロックが1102MHz、ブーストクロックが1279MHz、メモリが128bit接続のGDDR5 2GB、メモリクロックは6,804MHz、補助電源は6ピン×1、TDPは90W。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力コネクタはDL-DVI-I×1、DL-DVI-D×1、HDMI 2.0×1、DisplayPort 1.2×1。

8月下旬の発売を予定し、店頭予想価格は税別24,700円前後。

ZOTAC GeForce GTX 950 Single Fan

ZOTAC GeForce GTX 950 Single Fan

ZOTAC GeForce GTX 950 Single Fanは、全長約173mmのショート基板を採用したモデル。小型PCへの搭載にも対応したコンパクトサイズながら、動作クロックをリファレンススペックから引き上げたオーバークロックモデルとなる。冷却機構として「FREEZE」テクノロジーに対応したシングルファン設計のクーラーを採用する。

主な仕様は、CUDAコアが768基、ベースクロックが1089MHz、ブーストクロックが1266MHz、メモリが128bit接続のGDDR5 2GB、メモリクロックは6,610MHz、補助電源は6ピン×1、TDPは90W。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力コネクタはDL-DVI-I×1、DL-DVI-D×1、HDMI 2.0×1、DisplayPort 1.2×1。

20日に発売し、店頭予想価格は税別22,950円前後。