食べ比べにチャレンジ

実際に筆者も、食べ比べ亭限定のオリジナルランチメニュー「ごはんのお供御膳」(税込1,720円)を注文。待っている間に、タブレット端末と食べ比べセットがテーブルにやってくる。タブレットの案内にしたがって、おどり炊き搭載モデルと非搭載モデルで炊いたご飯の食べ比べを楽しんでみよう。食べ比べが終わり、簡単なアンケートに回答すると、おみやげとしてブレンド米「翁霞」がプレゼントされる。

食べ比べてみると、おどり炊き搭載モデルで炊いたご飯は、まさに芯からふっくら。単なるご飯好きである筆者にもよく分かるほど、ちがいは顕著で、甘み・ツヤ・香りなど、おどり炊き搭載モデルで炊いたご飯のほうが、おいしく感じられた。

食べ比べをガイドしてくれるタブレットが配布される

食べ比べセット。小さなお茶碗にご飯がひと口分よそわれている。茶色い茶碗がおどり炊き搭載モデル、白い茶碗が非搭載モデルで炊いたご飯だ。見た目にもツヤなどでちがいが出ていて驚いた

ご飯を楽しむためのセット

今回いただいたのは、ツヤツヤでほかほかの炊きたてご飯に、全国各地のおかずがセットになった「ごはんのお供御膳」。豪華すぎて、配膳されてきた時は思わず言葉を失った。

炊きたてご飯とおかずがセットになった「ごはんのお供御膳」

具体的には、SR-SPX5シリーズで炊いたご飯と、岩手県産の「海宝漬」、長崎県産の「ごま鯵」、東京都産の「やき豚」、京都府産の「漬物」、静岡県産の「うなぎ蒲焼」、神奈川県産の「釜揚げしらす」、福岡県産の「明太子」の7種類のおかず、味のり、お茶漬け用だし、お味噌汁がセットになっている。

橋本氏いわく「お皿の上の方が薄味のおかず、下の方が濃い味のおかず。薄味のものからいただいて、蒲焼きやごま鯵など濃い味のものはお茶漬けにしていただいてもおいしい」とのことだ。

上の方の薄味のおかずから食べるのがオススメだそう

SR-SPX5シリーズで炊いた、あつあつのご飯!

運ばれてきたご飯は、ほかほかのあつあつ。それをほおばると「幸せ」としか言いようがない。ふっくら、かつもちもちの食感で、ご飯だけでも箸が進む。おかずをいっしょに食べると、ますます手が止まらず、おかわりしてしまった。特に筆者が気に入ったのは味のりとしらす。どちらもご飯のおいしさをよく引き立てていた。

ひと口分残しておいた明太子、お茶漬け用のあられと三つ葉をご飯にのせてから、だしを注いだ明太子茶漬けで〆。お茶漬け用としては、ご飯の粘りが少し強いかもしれないが、1度で2度楽しめるのも心ニクイ。

残しておいた明太子でだし茶漬けに。そのままでもおいしいが、お茶漬けにしてもまたおいしい

ごちそうさまでした(3杯目のおかわりはさすがに自重)

食べ比べ亭の概要

食べ比べ亭の開催概要は以下の通り。

  • 期間:2015年6月3日~2015年6月21日

  • 定休日(予定):6月10日、6月17日

  • 営業時間:ランチタイム11:00~15:30(15:00ラストオーダー)

※夜営業時のメニューでは、従来通り儀兵衛オリジナル土鍋釜を使用。ただし、一部のメニューはパナソニックの「Wおどり炊き」で炊いたご飯を提供する。

食べ比べアンケートに回答した人にプレゼントされる、銀座米料亭 八代目儀兵衛の特製ブレンド米