圧倒的に高性能なモンスターPC - VAIO「VAIO Z」

VAIO Z」は、VAIO株式会社で初のオリジナルモデルとなる13.3型の2in1 PCだ。天板のフリップ機構を使って液晶ディスプレイを180度回転させることで、タブレットとしても利用できる点が特徴。ハードウェアで256段階、ソフトウェアで1,024段階の筆圧感知が可能なペン入力にも対応している。

スペックはかなりパワフルだ。CPUはBroadwell世代の28W版Core i5/i7で、一般的によく使われる15W版のCPUに比べて性能が高い。ストレージにはPCI Express x4接続のSSD(最大転送速度20Gbps)を採用することで、SATA接続のSSDに比べて3.3倍のアクセス速度を実現している。

バッテリ駆動時間は約15時間とスタミナは抜群だ。サイズは幅324.2×奥行き215.3×高さ15~16.8mmで、重量は約1.34kg。特別持ち運びやすいというわけではないが、コンバーチブルタイプの2in1 PCであることを考えれば妥当なところである。

さらにキーボードの静音性やタッチパッドのクリック感、液晶ディスプレイの発色など、スペックからは分からない部分にもこだわって作りこまれている。使われている部品のうち、90%以上をVAIO Zのためにイチから設計したとのこと。そのかいあって、使い勝手については最高レベルと言っていいほどのデキだ。

製品名 VAIO Z(最小構成)
量販店価格 189,800円から
OS Windows 8.1 Update 64bit
CPU Intel Core i5-5257U(2.70GHz)
メモリ DDR3L 8GB
グラフィックス Intel Iris Graphics 6100(CPU内蔵)
ストレージ 128GB SSD(PCIe x4)
光学ドライブ -
ディスプレイ 13.3型、2,560×1,440ドット、IPS
タッチパネル ○(10点マルチタッチ)
有線LAN -
無線LAN IEEE802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth Bluetooth 4.0
センサー 加速度、ジャイロ、地磁気
Webカメラ フロント92万画素、リア799万画素
主なインタフェース USB3.0×2、HDMI、SD/SDHC/SDXCカードリーダ
バッテリ駆動時間 約15.2~15.5時間(JEITA2.0)
本体サイズ W324.2×D215.3×H15-16.8mm
重量 約1.34kg