DCP-J4220Nの本体各部をチェック

インタフェースとしては、USB2.0端子(PC接続用と外部機器接続用)、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、メモリーカードスロット(SD/MS Duo)を備えている。前モデルでは有線LANに対応していたが、J4220Nは無線LANのみとなった。

前面左側のカバーを開くと、USB 2.0端子とメモリーカードスロットを利用できる

PC接続用のUSB 2.0端子は、本体カバーの下に。長めのケーブルを内部に通すことになるが、無線LANで運用するなら関係ない

本体カバーはストッパーで支えられている

電源ケーブルは本体に直付けされている

インクには4色独立タイプのカートリッジを採用している。印刷コストはL判カラー写真(純正光沢紙)で約18.8円、A4普通紙のカラー文書で約7.1円だ。A4カラー印刷のコストはかなり安い。「技ありインク」の効果によって、写真の発色も前モデルと比べて向上している。

インクは前面右下にセット(写真左)。カラー構成は、染料系がシアンとマゼンダ、イエローの3種類。顔料系がブラックのみだ(写真右)。新しい「技ありインク」によって、メリハリのあるプリントを実現している

ユーザーインタフェースとしては、タッチ対応の2.7型液晶モニタと静電式のタッチ操作パネルを採用している。他社製品と比べると液晶ディスプレイのサイズが小さく感じるが、実際に使ってみて困る場面はなかった。

タッチ対応液晶モニタとタッチパネルを搭載した操作パネル。角度を4段階に変更できる(写真左)。操作可能なボタンが光って表示されるため、どこを押せばいいのか分かりやすい(写真右)

液晶モニタのホーム画面

コピーやスキャンのほか、クラウドに保存した写真や文書を印刷したり、本体内蔵のアプリからPCなしで年賀状を作成したりできる